OutDoor遊び日記



2月23日(木)
伊勢街道をサイクリング!

 朝から花粉が飛んでいた。マックの朝の散歩から帰ってくるとクシャミの連発だった。にもかかわらず昼前から自転車で走りに行ってしまった。今回は参宮街道を自転車でたどることにしたのだ。ほぼ忠実に参宮街道の津から鈴鹿までの区間を走ったのでした。実際走ってみると今まで車で抜け道として使っていたときには気が付かなかったようなものがいっぱい見えてきてなかなか楽しかった。でも場所によっては車通りが多かったり、街道の面影もなくなっているようなものもあって完全ではないものの、これだけ昔の街道の跡が見られるところも少ないと思う。

スタート地点に選んだのは日本三大観音の
一つに上げられる津観音。「東海道中膝栗毛」
に「往来ことに賑わしく」と記されており、かなり
の人が行き来したらしい。
街道の途中いたるところに、大小を問わず
神社仏閣があります。
 
 今回の街道サイクリングのルートなどを調べるのに参考にしたのが「三重歴史街道」と言うHP http://www.pref.mie.jp/BUNKA/plan/rekisi/index/home/homecon.html 旧街道のルートはもちろん、街道沿いにある常夜灯や道標・神社・仏閣の説明が細かくしてあって役に立ちました。

 津観音をスタートして北にルートを取った。少しの間国道の一本裏手の道を平行して走ったかと思ったらすぐに左折して国道に出てしまい、なんの風情も無い大通りの歩道を走ることになった。そのまましばらく走って塔世橋を渡ってすぐに一本西側の細い道に入る。そのまま直進して津駅の前を過ぎた辺りからだんだんと古い家屋が目立ち始めてきた。まだ車の台数が少ない時代にはメイン道路として賑わっていたであろう面影があちこちに見られた。ソレはソレでいいのだけど、でも僕のみたいのはもっと歴史の古い、お伊勢参りに皆が通っていた頃のものなのだ。

木造の蔵も手直しを繰り返しながらも今も
使われ続けています。
(上)江戸橋の袂の常夜灯、安永6年
(1777年)のもの。
(下)アパートの敷地の一部にあったりも
します。嘉永4年(1851年)のもの。

 道沿いに次々と現われる古い建物。昔ながらの造りをしていて壁も木で出来ている。連子格子のある家も所々に見られてなかなかいい雰囲気。でも車の抜け道になっているので結構な勢いで車が走っているからうかうかしていると引かれてしまう。
 江戸橋までやって来た。その昔、江戸に向かう藩主の見送りもここまでとの事でその名が付いたとされている。いまだに木造の橋ということでとても珍しい。この辺りは三重大の近くということもあり自転車に乗った学生がやたらと多い。でもうっとおしい高校生のようにつるんでだらだら走っていることが無いので安心できるかな^_^;
 この伊勢街道は現在の国道23号線と並走するような形で残っている。途中で国道と交わって国道の西側に行ったり東側に行ったりして続いている。まあ昔の街道をぬってなるべく真っ直ぐつけたのが今の国道なんだからそうなって当然なんだけど。
 そんな中でも走っていてその場所だけ時代から取り残されているかのような錯覚を覚えるのが、津市河芸役場から斜めに国道の西に入っていくルートだ。昔の宿場があったと言うことで、軒の低く連子格子の窓の家があちらこちらに残っている。道幅も狭く昔良く抜け道に使っていたときも通行に神経の使う場所だった。その時はこんなに古い建物がいっぱいあるなんて全然気が付かなかったのだけど。


昔の街道の道幅そのままなので、車で通る
のには神経を使います。ここは巡礼道との追分。
大正時代を感じさせるような建物も。
虫籠窓・連子格子の家と蔵。 人通りは少ないが街道を走っていると、何だか
にぎやかさを感じてしまうのは何故だろう。
大きな道標。これは新しくて昭和12年建立 途中で海が恋しくなり(笑)白子港にちょこっと
寄り道。江戸時代、伊勢湾岸では最も賑わった
港です。どうりで白子周辺の道幅が広くて立派な
建物が多いわけだ。

 のんびりと宿場の跡を抜けて橋を渡ってから斜め右に入っていくと、いきなり千里駅の方に向かって90度道が曲がっている。昔の街道では良くあることで、防衛上の理由からわざと道を直角に曲げたりクランク状にして進行してくる敵の速度を落とす役割があったとされるのだ。
 
 そしてしばらく進んで行くと磯山の駅を過ぎた辺りからだろうか、今までとは道幅も両脇に立っている家の雰囲気も変わってきたのだ。さらに白子に近付いてくると家のつくりがとても立派な昔の宿と思われる建物の数が増えてきた。虫籠窓や連子格子があって漆喰で塗られた壁がごく当たり前のように建っている。
 途中白子港に少しだけ立ち寄って潮風に当たって気分転換。そろそろお腹が空いてきたのでどこか食べ物やは無いかと探し回った。

連子格子の綺麗な家。二階の左端の
窓の横に→
これはなんと呼ぶものな
のでしょうか?

 港の近くでは見当たらなかったので一旦街道に戻ってしばらく走った所に、「めんくいくん」というお店を発見!迷わず入った。何の事前情報も無く入ったお店だがなかなか良かった。海産物問屋が直営しているお店らしく手打ちの麺と数種類の材料からとるというダシが自慢だとのこと。僕は「小女子のかき揚げうどん定食」を頼んだんだけど、小女子のかき揚げが上手かった(~o~)他にも色々メニューがあるのでまた食べに来ようと思う。

トンネルになっていて向こうに行ってみると、
普通のアパートが建っていました^_^;
お腹が空いてきたのでなんか無いかと探して
いると、「めんくいくん」というお店ががありました。
このお店はなかなかのもんです。ダシよし麺よし
でお勧め!小女子(こうなご)のかき揚げうどん
定食(850円)は美味かった〜。

 さて遅めの食事を済ませてから、再び街道探検に出発したのだが少し進んだところでいきなりルートをロストしてしまった。今までは古い家並みがず〜っと続いていたし、曲がり角に道標が目に付いたので間違えなかったのだが、一箇所全然昔の建物がなくなってるところがあって道を見失ってしまったのだ。でもすぐに元の位置まで戻って正しいルートを見つけることが出来たのでよかったが、この辺は開発が進んでしまい街道跡のようなものがほとんど見られなくなっていた。持ってきたルート地図も最後のページまで来たので、ここらで最寄の伊勢鉄道の駅を探して楽して帰るかって事でナビウォークを使い検索。鈴鹿駅が一番近いのでそこまで行くことにした。実はナビを使って駅まで走った道も街道だったことが後になって分かったのでした。

持ってきたマップの端っこまで来てしまった
ので最寄の駅をナビウォークで検索。
伊勢鉄道鈴鹿駅、周りにお店も無くひっそりと
建っていました。
FUJI号を輪行袋に入れて準備完了!
でも本当は列車が来るまであまり時間が無い
し乗り遅れたら一時間待たないといけないし、
袋の使い方を忘れていたので結構あせった
のでした^_^;
乗客は数えるほどしかいなかったです。
終点の津まで420円でした。

 駅に着いて時刻表を確認したところあと15分程しかない。慌てて輪行袋を取り出しFUJI号の前後輪を外し準備を始める。でも久々の輪行で袋の使い方をいまいち良く覚えていない・・・・自転車をひっくり返してみたり、袋の向きを変えてみたりして試行錯誤してなんとか梱包完了。そのまま津まで走って帰っても良いのだけど、この後仕事が待っているしソレよりも久々に伊勢鉄道に乗りたかったということで決定したのだ。
 ホームに上がって程なく列車がやって来た。鈴鹿から乗ったのは僕一人だけ、中の乗客も3人ほどしかおらずとってもローカルチック(^v^)その後津に到着するまでにいくつかの高校の生徒が乗ってきたがそれでも席が埋まることもなかった。






2月22日(水)
クロスでドロドロH山!

 段々と暖かくなってきて過ごしやすくなってくるのはいいのだけど、ここのところ雨がやたらと降る。仕事の合間にちょいと走りに行きたくても雨が降ってちゃ行く気がうせる。でもなんとか自転車に乗れる時間を見つけて走っていた。で今日も午後から少し時間が空いたので、ぶらぶらとFUJI号を出動させて行く当てもなく走っていたのだ。でも気が付いてみるとH山の入り口の近くまで来ていた。「雨上がりだし路面コンディションもあまり良く無さそうだけど、ゆっくり走れば大丈夫かな」なんて思って登りだしたのでした。

行く当ても無く走っていたらH山の入り口
まで来ちゃいました。
サブブレーキも付けたことだし、ゆっくり走れば
問題ないかな、なんて思って登り初めちゃい
ました。

 久々にクロスのFUJI号で登るH山は思っていたよりもきつかった。リアのスプロケをロード用の物に変えてあるのでいつものMTBのつもりで登ろうとすると無理があるようだ。途中で結構水溜りがあったり、ぬかるんでいる所があったりしてこの先の下りが思いやられた。

久々にクロスで登った、結構
しんどかった。
さてさて下りは・・・・いつもの半分
ぐらいのスピードでそろりそろり
と慎重に下りました。

うお〜滑る〜ズルズル滑りながらもなんとか
乗車したまま下りきったのでした。
(上)タイヤはドロだらけ、もともと山を走る
つもりが無かったのでウエアーもドロドロに
なっちゃいました。(下)経ヶ峰もかすんで
いて眺めは良くなかったです。

 さて下り始めていきなり轍にフロントを取られてこけそうになったが、なんとか体勢を立て直して事なきを得た。その後も滑る滑る止まらない〜で降車せずに下りられたのが不思議なぐらいだった。結局サンシャインを下りきって見るとタイヤやフレーム、ウエアまでドロはねが飛んで汚いかっこのまま帰ったのでした。


いやいや疲れた〜今度はコンディションの
いいときに走りにこよ〜っと。
天気も良くなってきたし、のどかな雰囲気の道を
少しだけ遠回りして帰りました。






2月19日(日)
たまにはのんびりドライブ!

 いつもいつも僕ばかり遊びに行ってしまうので、罪滅ぼし的な意味合いで今日はカズミンとのんびりドライブしにいってきました。まず最初に向かった先は、県中部の人なら知っている又は行ったことがあるという超マイナーな(笑)観光地、五桂池なのでした。でも恥ずかしながら僕は行くのが初めてだったのでした。
 とっても寂れたイメージがあって、どうせ遊びに来てる人なんてチョットしかいないだろうと思っていたのだけど、ところがどっこい家族連れの車で駐車場はいっぱいになっていてビックリ!到着してすぐに昼食を済ませて一休みしてからいざ足漕ぎボートへ(笑)

もうイチゴ狩りをやっているらしい。 ボート乗り場で待っていたのは水鳥さん
餌を持っている事がわかってるらしくボートの
後をついて来て餌をクレとせがんで来たので
差し出すとバリバリボートに顔を突っ込んで来
て食べちゃいました。
カズミンも手を食われないように餌を差し出すと
一斉に寄ってきた。
リカンベントだと言いながら元気良くペダルを
回してハイスピードで進むスワン号(笑)
こんな所で本気で漕ぐなよって
カズミンも途中で漕ぐのを手伝ってくれました。
でもお腹がつっかえて漕ぎにくそう。

(上)今度はふれあい広場の動物園に
やってきました。激怒すると2mもつばを
飛ばすらしい“ラマ”です。
(下)ダチョウは近所で飼っている所が
あるので別に珍しくはないのだけど(^^ゞ
この他、トラやライオン、ヒョウ、ピューマ
なんかもいるんです。
写真では大きそうに見える観覧車。
でも実際は高さ10mほどしかない、乗ったら
すぐに終わってしまいそうで、しかも超簡単
な造りでした。寒そう〜

このクジャクはず〜っと羽を広げたままだった。
きっと閉じれないように細工がしてあるに
違いない(笑)
お決まりの穴あき記念撮影板に親子で
映ってます(笑)。
分からない人の為に説明。上の穴はカズミン
下の穴は大きくなったお腹

 ひとしきり五桂池で遊んだ後、帰り道に寄り道をしたのは国学者 本居宣長の奥墓。車でいける所まで行って歩けたら歩いてお参りしようと思ったのだけど、結構歩く距離があったのでカズミンの事を考えてすぐ下のお寺で引き返しました。でも歴史の古さを感じられる石段がず〜っと続いていたり、太い杉の木が並んでいたりといままでに数回この近くをMTBで走ったのだけど気が付かなかった所がありました。

 そしてそのまま今度はベルファームに寄り道。これといって特に何もないのだけど、みやげ物屋に入って色々と物色したのだけど今日は何も買わず。何だか美味しそうなものがたくさんあったので今度来た時にでも買って帰るとするか。

宣長の墓に続く石段。
最後に寄ったベルファーム。
これにて本日の超マイナー観光地めぐり
ドライブは終わったのでした。







2月14日(火)
ダウンリバーポタリング!

 今日は安濃川をダウンリバーポタリングしてきました。ただ海まで下るだけでは面白くないので、途中少し寄り道をしたりしてのんびりと走ったのでした。

 ここのところ連日で走りに出かけているのだけど、今日は山に行くのを止めて一変して海に向かって走ってみた。午前中の仕事を終えて昼食後、今日は何をしようかと考えていた時にふと頭に浮かんだのが海だった。久しぶりにFUJIに乗って安濃川沿いを走り出した。最近のFUJI号は仕事の足として使っていることの方が多いのだけど、昨日カキさんがクロス車に乗っていたのを見てからか僕も久々にFUJI号で走りたくなったのだ。

 とりあえずはいつものように安濃川の堤防道路を走って下流を目指した。まず最初に見えてくるのは美味しいアイスクリームを売っている牧場だ。表側にはかわいらしい建物のアイスクリーム屋さんがあるのだけど、裏側にあたる川沿いからは牛舎が良く見えて堤防の上を走る僕に雌牛さんが視線を投げかけてくれる(笑)。

牧場の横を通ると、牛さんに見つめられた。
ここのアイスクリームが美味しいんです。
畑の脇にお地蔵さんが並んで立っていて、
とってもいい雰囲気。
(上)この時期の川沿いは景色の変化が乏しい
のでちょっと道を外れて橋を渡って行きました。
(下)八町通りに入るとすぐに国学者谷川士清
の旧宅や格子のある古い建物もあり歴史の
ある道ならではの雰囲気ですね。
ちょっと路地に入り込んでみると、大きなお寺
が並んでいたり、駄菓子屋さんがあったりして
車では気が付かないような所が目に留まったり
する。
路地を抜けていくと正面に神社が見えてきます。 この場所は車では来ることが出来ない場所
です。サイクリングロードの起点になって
いる場所なんです。

 この時期の川は水量も少ないし眺めもあまり良くないので途中で川沿いを少し離れて旧街道の方へと入っていった。この旧道には国学者の谷川士清(たにがわことすが)の旧宅が移築されて資料館として建っている。その他にも格子窓が道路に面しているような古い造りの家が所々に建っていてさびれた感じがまた何とも言えない。途中から更に狭い路地に入って行くと車で走っていては気が付かないような立派なお寺や、近所のガキンチョがよく来そうな駄菓子やがあってなんだか時間の流れがこの周辺だけ少し遅いような感覚になる。

 旧道を抜けて再び川沿いの道路に戻ってからはひたすら河口を目指した。ゆるい追い風もあったせいかあっという間に河口まで到着してしまった。ここで今日持ってきた双眼鏡を取り出して野鳥の観察。カモメ・カモ・シギ・ミヤコドリなどが羽を休めたり、捕食したりしているのが見られた。デジカメを無理やり双眼鏡に押し付けて何度も試行錯誤しながら何とか数枚の写真をとったのでした。

なんだかあっという間に海まで来ちゃいました。 双眼鏡を取り出して、野鳥の観察。
今日はセグロカモメやカモの他ミヤコドリも
見ることができました。
見難いですが一番手前側の白と黒のツートンの体の鳥がミヤコドリです。全国的に数の少なく
なってきている貴重な鳥です。安濃川河口では珍しくない鳥なんですけどね。
ちなみにこの写真はデジカメに双眼鏡を押し付けて撮影しました。

 安濃川の河口からはそのまま南のほうに海岸の堤防道路を走って、なぎさまちまでやってきたのでした。ここでカキさんに連絡をとってみると愛犬のモモちゃん(ミックス)を連れて来てくれるとのことなので待っているとやってきましたますます大きくなったモモちゃんが。相変わらず愛想のいい遊び好きなモモちゃんはシッポをブンブン降って嬉しそうに迎えてくれました。

なぎさまちまで走ってきました。
灯台の所まで走っていってパチリ!
(上)高速船の横で。
(下)カキさんに連絡したら、モモちゃん
を連れて遊びに来てくれました。

 カキさんとモモちゃんと別れて一路、ヤダサイクルさんに向かったのでした。雨がポツポツと当たり始めていたのでどうしようか迷ったのだけど、まだそれほど激しく降ることは無いだろうと思いチョット寄り道。今日はここでサブブレーキを取り付けてもらい、ツーリングや山走りが楽になるようにしてもらったのでした。






2月13日(月)
ポカポカ陽気に誘われて!

 今日は昼間に時間がちょっとだけ空いたのでH山に走りに行ってきました。H山までの道を走っていると後ろから人の声が聞こえたので振り返ってみると、TREKのクロス車XO1に乗ったカキさんだった。
 そのまま一緒にH山を走ることにしました。僕はGIANTのAC−2なのでいつもの調子で走れたのだけど、カキさんはクロス車しかも26Cのスリックです「本当に大丈夫?」って言いながらも結局は最後まで走りきってしまったカキさん。さすがです。

スピナジーのぺらんぺらんのホイルはとっても
軽そうでした。でも大きな段差はやばいですよ
ね〜。
さすがに軽い漕ぎでドンドン登っていって
しまいます。
僕はエッチラオッチラとのんびり登ります。
でもIRCのミブロチューブレス2.25は
漕ぎが軽くて登りも楽です。
クロス車でも結構早く走ってます。
僕のFUJI号ではちょっと辛いかも。

木の根の段差もなんのその。 帰りはカキさんに先行してもらい
引っ張ってもらいました。






2月12日(日)
雪の中の権現様にお参り!

 最近のマイブーム、MTBでお参りの第?弾(笑)。今回は青山高原の西側の山腹にある奥山愛宕神社(奥山権現)に行ってきました。午前中に伊賀市で仕事があって、その後に行こうと決めていたのですが朝峠を越えて伊賀市に入ると雪雪雪〜道路にはほとんど積もってはいないのだけどソレは平地でのこと「山間部に入ったらやばいんじゃないだろうか」と一時はお参りを断念しようかと思ったが「とにかく行ける所まで行って見てダメだったら帰ってくればいいや」と開き直って出発したのでした。

 今回の目的は第一にお参りなんだけど、それと後一つは神社の周辺のブナ林。標高1000m以下に群生するブナでは本州最南端と言われる珍しいブナ林なのだ。
 奥山愛宕神社は、藤堂高虎公が伊予の国から慶長13年(1608)、伊勢・伊賀の国の藩主として赴任の際、家来の山内某氏に伊勢・伊賀両国の鎮護を願い創建させたものと伝えられています。

(上)道路わきの空きスペースに邪魔に
ならないように車を置いてシュッパーツ!
(下)道の途中には道しるべがず〜っと
あります。
本来はここから登るのだろうか?もの凄い
急斜面でしかも岩だらけ・・・・・

 一般道から神社へ入っていく取り付け道路入り口付近には駐車スペースがないので道路脇の空きスペースに邪魔にならないように車をデポしていざ山坂道へ!出発する前から山の上のほうに雪が積もっているのが見えていたので、おそらく登っていくうちに道路は雪が付いているだろうなと思いながらも車1台分の幅しかない参道をTREKでエッチラオッチラと登っていく。参道の途中には古いのから新しいのまで等間隔に道標があり、車で登っていってしまっては見逃してしまうようなものがあちらこちらにみられた。
 道は沢沿いに付けられていて、道からは綺麗な水の流れや小さな滝なんかも見ることができていい感じだ。夏に来ても涼める所ではないのかな。

(上下)周りに少しずつ雪が積もってきて
綺麗な沢沿いを走って行きました。
小さいけれど綺麗な滝が途中にあったので
一休み。でも氷みたいに水が冷たかった。

 走り出してしばらくすると、だんだんと道の両脇に雪が目立ち始めた。初めは少なかった雪も一つカーブを曲がるごとに増えているような気がする。雪の上にしばらくは車のタイヤの跡があったのだけど途中でUターンした跡があってからはまったく誰も走っていない状態になった。でも不安というよりは新雪の上に僕のTREKのタイヤの跡だけが残っているのを振り返ってみるとウキウキしてくる。


ツララも当然のようにぶら下がっています。 (上)とうとう道路にも雪が・・・・途中までは
車のタイヤの跡があったけど
(下)最後は僕のTREKのタイヤの跡
だけになってしまった。

 約5kmほど沢沿いの道を登るとやっと神社の入り口の橋が見えてきた。橋を渡ってTREKを押して歩き少し先の休憩所まで行った。ここから先は階段がきつくなるのでTREKを置いて歩いて登っていく。初めは大したことのない石段だったのだけど、そのうち斜度がドンドンきつくなってきた。おまけに石段は雪で覆われていて滑るし段差は良く見えないしで横に付いている鎖をしっかりと握ってはるか上に見える赤い社殿に向かって一歩一歩上っていったのでした。

(上)やっと到着、今日は誰も来ていない
ようです。
(下)少し上がったところにある休憩所。
雪景色の参道というのも味があっていいですね

延々と階段が社殿まで続いています。 とんでもなく急な谷間の階段を鎖につかまりな
がら登っていきました。上の方に赤く見えるの
が社殿です。
もの凄く冷たい水でお清めして 蛙さんがいっぱい並んでいました(~o~)
僕は無事に帰れるのでしょうか
標高1000m以下でのブナの林はここが
最南端ということです。
滑って落ちたらひとたまりも無さそうな雪の階段
を鎖につかまりながら一歩一歩下りていきました。

 両脇に雪の中にブナ林があり何ともいえない雰囲気の階段をどうにかこうにか登りきると、崖の上のわずかな平坦地に社殿が建っていた。上から今登ってきたルートを見てみると「落ちたら確実に死ねるな」っていうような状態だった。はたして無事に下まで降りることが出来るんだろうかと不安になってきた。
 そそくさとお参りを済ませ、参拝者手帳に記帳してから今来た雪の階段を慎重に下って行ったのでした。

一旦休憩所まで戻ってきて、昼ご飯にしました。
中には囲炉裏もありましたが、床から壁まで
一面真っ黒クロスケで覆われていたので外で
食べることに。
帰りは安全運転で。舗装路に乗った雪、おまけ
にガードレール無しなので・・・・。しかし手の
感覚が無くなるぐらい帰りは冷たかった。

 休憩所まで無事にたどり着いて一休み、昼ご飯にしようと休憩所の中を覗いて見たのだけどとても中でご飯を食べられるような状態ではないので、風の当たらない場所で食べることにした。コンビニで買ったサンドイッチとおにぎりなんだけど、初めのうちは顔がかじかんでいて上手く噛む事ができないのだ。でもどうにか食べ終わったけど今度は寒くて仕方が無いのでとっとと帰ることに。元来た雪道を今度は下り始めたのはよかったが、こないだ走った雪のトレイルと違って舗装路の上に積もった雪だしガードレールも無いので、滑って落ちたらえらいことになってしまう。慎重に走りながらも途中でスライドを楽しんだりしながら下った、だけどそのうちだんだんと手の感覚がなくなってきた。今までこんなに気温の低い所を走った事が無いんじゃないかってぐらい寒かったのだ。
 今度来る時はもっと暖かくなってからにしようと思う。でもこんな時期に誰も来ない時に参拝するのもいいのかな。






2月10日(金)
kヶ峰、雪中アタック!

 久々にいい天気、朝マックの散歩に出た時も綺麗な日の出が見れたしどうやら気温も上がってきて穏やかな一日になるらしいとのことだ。そこで思い立ったのが、毎年この時期に雪中ライドをしに行っているKヶ峰に行くことだった。去年は一人で行ったのだけど、今年はナカちゃんと久しぶりにkヶ峰雪中ライドとなったのでした。

高座原の集落から登っていくいつものルート
で走り始めたのだけど・・・・・
林道の途中から雪がだんだん増えてきました。
場所によっては完全にスケートリンク状態。

 平地ではポカポカと暖かかったのだけど、山の麓まで行ってみると意外と風が強くて冷たかった。まあ山に入ってしまえば関係ないかって事でいつものように高座原から登り始めて林道を上がっていったのでした。
 初めはいつものように普通に林道を登って行けたのだけど、だんだんと道の脇に雪が増えてきて影に入ると雪が道にまで残っていた。おー雪だ雪だと喜んで更に登って行くとその雪はだんだんと増えてきて、場所によっては一度溶けた雪が凍ってつるつるスケートリンク状態になっていたのでした。途中までは車のタイヤの跡が付いていたのだけど無くなってしまい、後は僕達のMTBのタイヤの跡が2本残るだけになってしまった。

林道の終点付近は誰も来た形跡は無く、二本のタイヤの
跡がクッキリと残ったのでした。

 いよいよ登山道に入ったものの、そこからはずっと雪の上を押して登ることになった。足元がしっかりしないのでいつも異常に慎重になりなかなか前に進まない。途中で何度も休みながらゆっくりと高度を上げていったのでした。でも人の足跡は無かったもののウサギと鹿の足跡が延々と登山道についていたのでした。

(上)大荷物で来てしまい、重くてBike
を押すのが大変でした。
(下)ナカちゃんはいたって軽装。
野うさぎの足跡や、鹿の足跡がいっぱい残る
登山道をエッチラオッチラと登り続けます。

やっと尾根道の合流点に到着。ここまで
来るとだいぶ雪が増えてます。
ご機嫌で走り出して思わずピース!

 やっとのことで尾根の合流地点まで到着、ここからは道幅が広くなり平坦なのでとりあえずご機嫌スノーライドなのです。でも積雪がだんだんと深くなってきて、踏み固められた所を選んで走らないと重たくてスタックしてしまいます。
 頂上直下まで来た後、一旦山小屋の方に迂回してから登って行きます。しかしこの迂回ルートは北側に位置するので雪の量が他の場所に比べてずっと多く更に登りにくい。雪が靴の中に入ってくるし足は滑るしで修行のような状態を楽しんだ?のでした(笑)

山小屋側から周って頂上へと向かったのだけど、北側
にあたるルートはかなりの積雪。ギュギュと雪を踏み固める
音が響いてました。

頂上到着〜!山頂部分は日が当たるので雪は溶けてビチャビチャになってました。

山頂からの眺めはやや霞んでいたものの360度パノラマで見れました。写真はその一部です〜。

 ヤットのことで頂上到着!天気は良いもののやはりそこは821mの山頂。冷たい風が吹いていて体が一気に冷えてくる。とにかく写真だけ撮ってすぐに下にある山小屋のところまで降りたのでした。風も当たらないことなので小屋の中には入らずに横の空き地で湯を沸かし食事にすることに。

階段部分を避けてまず小屋まで下って
昼ご飯に。
やはりこの時期は人に会うと、驚かれてしまう。
普段でもそうですけどね。
さーお湯を沸かして〜カップラーメンとコーヒーだ。 おにぎりとカップラーメンの昼ご飯の僕。
天気が良かったので外で食べました。

 昼食をとって一休みしてから、いよいよスノーダウンヒルとなったのでした。初めのうちは積雪もあり道にもバンクがあちこちにあるのでほとんどノーブレーキで下れる状態なのですが、だんだんと雪がなくなってきて一部ではビチャビチャの所もあってかなり汚れてしまいました。でも全体としては気持ちよくシングルトラックを楽しんで下ることが出来たのでした。

下りの始まり始まり〜、ナカちゃんはしゃいでます。

 一気に下りきって大満足の二人。僕はこの後仕事があるのでこのまま帰ることにしたのだけど、ナカちゃんはまだここでは終わらずにH山の下で車を降りてそのままH山を走りに行ってしまったのでした。良くやるよほんとに。
満足満足大満足〜、でもどろどろになりました。 2台をカートップして、さー帰ろうかと思ったら、
この後ナカちゃんはH山を走りに行ってしまい
ました。






2月5日(日)
雪の舞う中トライアル練習会〜!

 朝起きると雪がうっすらと積もっていた。ゲゲゲ〜おまけに風もそこそこあるみたいだな〜、こんなんじゃ練習会誰も来ないんじゃないの?なんて思いながらもとにかく集合場所に行ってみたのでした。すると平野会長の車だけがあってその他は誰もいない。少し会長と話をしていると、ペンギン親子到着〜。その後ガッシュ君、そして最後に部長のタマちゃんが登場。なんとタマちゃんは朝の4時からすでに練習を他の場所でしていたらしい。しかも自走で現地まで走って来たとのことだ凄すぎる。

雪が降ったり止んだりする中練習開始〜! 木の根セクション、これがまたヤッカイなんです。
二段ステアの練習中〜、いまいち上手く
上がれませんでした(^^ゞPhoto by タマちゃん
ガッシュ君もステアを練習してます。
しかし雪が止まない。じっとしてると寒いです
よね〜会長

 小雪の舞う中練習を続けたのだけど、動いていれば何ともないのだが今日は会長はBikeに乗らない様子。じっと見ているだけはかなり辛い寒さだ。そんな中場所を少しづつ変えて、きちんとセクションを作ってそれぞれの課題に応じて練習していくパターンで進めた。

朝早くから練習&移動ですでに数時間
走り回っているタマちゃん。この後足が・・・・
(上)ペンギンさんエイヤっとステアケース
にチャレンジ。(下)身動きがとれずには
まってしまった僕(笑)Photo by ペンギン

面白い灯篭が立ってました。下はリュウが
舌ベロ出してて、上では怪しい目の象が乗
っかってます。Photo by タマちゃん

 しばらく練習をしていて、タマちゃんがモモの筋肉の不調を訴え出した。どうやらモモの筋肉が両足ともつってきたらしい。朝の4時から走り回っていればそりゃつるよって皆に言われてました。途中でかなりの激痛に襲われて地面にのた打ち回っているタマちゃんがいたのでした。

滑りやすい石の階段セクション。
難しかった〜
ユナちゃんのトライ
トライアルは力ではなくて技なんだというのを
改めて見せ付けられたような気がします。
キ○タマ打った〜、じゃなくってモモがつって
うなってるタマちゃんです。走りすぎだよ・・・。
午後の男カキさんも最後の最後で登場〜

木の根に引っ掛かって転倒〜の僕
Photo by ペンギン
練習終了後、壁のぼりで一遊びのタマちゃん。
この時には足のつりは治ってました。
僕も調子に乗って、フロントタイヤ無しの
ブルーザーでダニエル〜!
Photo by ペンギン
ゆなちゃんは一輪車に乗ったまま段差の低い
階段なら下りちゃいます。いずみちゃんも
すいすい走り回ってます。

ひとしきり練習してから駐車場に戻ってきて最後に一遊び。寒い日でしたが楽しく実のある練習が出来たと思います。次回はもう少し暖かくなっているといいのに。






2月2日(木)
城跡でトレジャーハンティング!

 ここのところ数日間、雨の日が続いていたから仕事の空き時間にどこへ行くでも無く過ごしていたのだけど、いい加減体がなまってきてしまったし「何かいつもと違う事をしたいな〜」と考えていた。今日は昼から時間が取れたけど、どうせトレイルはドロドロになってるしそれじゃ〜久々に長野城にでもトレジャーハンティング(以下トレハン)にでも行くかなって事でBIGHORNにTREKブルーザー(MTB)と金属探知機を積み込んで一っ走りしたのでした。

R163から山のほうへと入って行くとだんだん
道幅も狭く岩盤の壁が続いてきます。
ここが林道の入り口。車も入れますが
せっかくなのでMTBに乗り換えて2.4kmの
道のりを登っていきました。

 林道の登り口の脇にある駐車スペースに車を止めて、ここからはMTBに乗り換えて出発!金属探知機は分割してバックに入れたのだけど、やはり柄の部分がどうしてもバックから飛び出してしまう。ま、シングルトラックを走るわけじゃないし少々飛び出してても問題ないだろってことで気にせず行きました。
 少し登ると、新しく青山高原に出来た8基の風力発電施設の内、何基かが真近に見えていい眺めだ。30分ほどのんびりと坂を登って行くと長野城跡に到着。林道を登っている時に道が随分綺麗になっているな〜と思っていたら城跡の入り口にもトイレが出来て若干の整備がされた様子だった。

写真では分かりにくいですが、山の尾根の
所に風車があるんです。
(上)途中“落石注意”の場所が何箇所か
あってしょっちゅう小さな崩落をしているよ
うな所もありました。(下)やっと城跡に
到着〜特に何の施設も無いのですが
頂上からの眺めはまずまずなので行って
みることに。

頂上から伊勢湾方面を見たところです(3枚写真合成)鉄塔が気分を害しますがなかなかの眺め。
長野の殿様もこの眺めを見たんですね。

 とりあえず伊勢湾を眺めながら一休み、前回はもう少し早い時間に来てここでおにぎりを食べたのを思い出した。鉄塔を除けば最高の眺望だ。下のほうに長谷山も見えているし、知多半島や神島も見ることが出来た。昔の長野の殿様もこの眺めを見ていたのだと思うと感慨深い。
 と、一休みして早速カバンに忍ばせてきた金属探知機を取り出して組み立てた。前回のときも全然ダメだったのであてにはしてないし、第一何か見つかっても国の史跡なので持って帰るわけにもいかないので困ってしまうのだけどね。こんなことしてることじたい本当はダメなんだろうけど・・・・・。その辺はお遊びと言うことで許してください(^^ゞ
 結局見つかったのは、太い錆びた針金と朽ちてボロボロになった空き缶だけでした(笑)でもひょっとしたら何か出てくるんじゃないかって思いながらやっていると、気持ちが高ぶってくるのが分かる。いつかお宝をゲットしてやるぞと思いながら30分ほど遊んで終了〜。

ここにある物と言えば、石碑と長野城址の
説明の看板ぐらいですね。
と、一休みした後は早速トレハン開始!
何も出てこないだろうとは思っていても
気持ちが高ぶりますね。
城跡の周辺をウロウロと30分ほど探し周り
ましたが、やっと反応したと思ったら、細い
鉄の棒一本^_^;
結局何も出てこないまま終了。逆に何か出て
来ても困っちゃいますけどね。

 帰り道はドロが跳ねるのを嫌って一気に下ることはしませんでした。のんびりと景色を楽しみながらぽてぽてと車の置いてある林道入り口まで下ったのでした。今度はもう少し期待の持てるところに探しに行こうと思ったのでした〜。

(上)土塁の周りを通って元来た林道へと
戻りました。(下)帰りは軽快にダウンヒル
と行きたいのですが、土の状態があまり
良くなくドロドロになると嫌なので、ゆっくり
下りました。
途中小さな滝や沢が流れていて、涼しげでした
って言うより寒そうでした。もうちょっと冷えると
ツララがぶら下がります。





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