OutDoor遊び日記



7月31日(月)
復活?奥伊勢湖!

あれから約二年、いったい奥伊勢湖はどうなっているのか確かめたくて仕方が無かった。先月も出艇場所だけを見に来たのだけどその時は雨の後で水質はコーヒー牛乳色で水位もいまいちだった。今回はダム湖の水位も標高水位81.1mとほぼ満水に近い状態だったので楽しみだった。
たまたま昼間の仕事がポッカリ空いて、夜までに自宅に帰れば良くなったので久々にフェザークラフトFRTを引っ張り出してきて三瀬谷へ向け出発。一時間もかからずに現地の出艇場所に到着。他にバスボートも見えないし今日はのんびりと漕げそうだ。スロープの水位も楽に出艇できるレベルだし、久々の奥伊勢湖がどうなっているかをしっかりと見てこなければ。

スロープから艇も楽に出せました。
本日の水位(標高水位)約81.2m
本当に久々の三瀬谷。バスボートが
いないからゆったりのんびり出来ました。
あちこちに綺麗な花が しばらくダム湖をさかのぼって行きます。

やや風があるが漕ぐのに支障のあるレベルではない。艇を上流に向け漕ぎ進んで行くがバスボートの陰がまったく見えずにとってもハッピー。所々一昨年の台風で被害を受けた護岸が補強工事された場所が目に付く。ドンドン漕ぎ進んで行くと少しづつ川幅が狭くなってきて、チラホラと滝が見え出した。
ここ奥伊勢湖は小さな滝をいくつも見ることの出来るダム湖なのだ。

三瀬谷名物の小さな滝の数々!

3っつ目の橋を越えた辺りから水深が浅く水質が良くなってきた。おまけに流れも出てきたので一生懸命漕ぎあがって行く。でもそれもしばらくすると水深が極端に浅くなってきて漕ぐことすら出来なくなってしまい、とうとう降りて艇を引っ張って歩いてさかのぼることにしたのでした。以前来ていた時と周りの景色が違う。いくつか大きな岩などは見覚えあるものもあるのだけどなんだか全体的に川幅が広くなったような気がする。何故なのかはあとで分かった。

途中いくつもの橋のをくぐります。 (上)3っつ目の橋を過ぎた辺りから
流れがきつくなってきて。
(下)その後はずっと艇を引っ張って
上流を目指しました。

浅い水深の川が蛇行して流れているのでそれに沿って水の中を歩いた。真っ直ぐ歩けば大したことは無いのだろうけどカヌーを引っ張っているのでそうは行かない。以前はシーカヤックで漕ぎあがってきて艇を降りるのも数メートルだけで最終地点までいけたのだが。出艇場所のスロープの水位がさほど変わらないのにこれほどまでに歩かなければならないと言うことは、相当土砂が流れ込んだのだろう。この渓谷はまさにV字谷だ、だから底が土砂で埋れば川幅が広くなるのは当然。これで以前来たときより川幅が広くなったように感じたわけが分かったのだった。
そんなこんなで約40分ほどかけてさかのぼってきたのだけど、もうこれ以上行っても下ってくる時に艇に乗って降りてくることが出来ないので今日はここまで。後でGPSに落とし込んで見たのだけど、あとほんの少しで以前行っていた艇が入れる最上流部だったのだ。艇を置いて少し歩いて見に行ったのだけど全然景色が違うのでいまいち良く分からなかったのだ。

ユリがあちこちで咲いてました。 40分ほど引っ張り上がった所で
お昼休み。以前と周りの様子が変わっ
てしまっていた。

で帰ってから2年前に来た時の写真を見て確信しました。同じ滝の写真のはずなのに明らかに水面の高さが違っている。2m近く土砂によって川底がかさ上げされていることになる。これではもう漕ぎあがるのは無理だよね。

でもキツイ思いをすると綺麗なものが見れ
ますよ。
こちらは左の滝の2年前の写真です。
相当土砂で埋ったのが分かりますね。

昼ご飯を食べて少し周りを歩いたり写真を撮ったりした。天気もあまり良くなく、どんよりと重苦しい雲が空を覆っていたので早めに切り上げて戻ることにした。帰りはある程度流れに乗って下れたので(何度かライニングダウンしたけど)ちょっとしたダウンリバー気分も味わえて満足。流れの無くなったところからは再びレイクツーリングと1日で二度美味しかったのでした。

まさかここでダウンリバーできるとは。
流れも結構ありましたよ。
そしてまた滝

で、程なく出艇場所まで戻ってきたのだけど、そのまま上がってしまっては面白くないので、もう一漕ぎしにすぐ横にある支流へと入って行ったのだった。さっきまでの視界の開けた湖から一変して、まるでジャングルクルーズのように木々が生い茂った支流を進んで行くのでした。流木や葉っぱがいっぱい浮いていてお世辞にも水は綺麗とは言えないが、それがまたジャングルっぽくてよかったりする。

一旦スタート地点に戻ってから、
スタート地点のすぐ横にある支流に
入って行きました。
さっきまでのダム湖とは全然違う雰囲気の
まるでジャングルクルージング。

しばらく漕いで行くと、流木が行く手を遮ってしまったので進むのを中止してスタート地点のスロープへと戻ったのでした。
随分と変わってしまった奥伊勢湖、上流部へは漕いで行けなくなってしまった。でも割り切って考えれば行けるところまで漕いで行って後は歩いて沢登りってのも良いかも。

※奥伊勢湖の上流は日本でも有数の多雨地帯の大台ケ原や大杉谷です。このレポの写真を見てここの河原でキャンプをしようなんて思わないで下さい。逃げ場がありませんよ。






7月27日(木)
またまた海山で水遊び!

実は今日は僕の38回目の誕生日、だからというわけでもなかったのだけど仕事が休みになった。で明日何所に行こうかと前日に考えていて鯖さんに連絡してみると鯖さんも休みということだ。で家族で海山方面に遊びに行くと言うことなので僕も一緒に遊ばせてもらうことにした。そんでもって大阪からバロンさんも参加することになったのでした。
朝、伊勢道を通り紀勢道を走っていると後ろからなにやら見覚えのあるエクストレイルが迫ってきた。待ち合わせたわけでもないのにこのタイミング、外遊びに行くとこの手の偶然が結構あって楽しい。鯖さんは途中で買出しがあるとの事なので先に僕は和具の浜に到着。まだ人は少なかった。少ししてから鯖さん一家も到着。準備をして遊び始めた頃にバロンさんも到着。最近バロンさんは車を買い換えたらしい。僕の車の横に止めたと言うその車を見てみると、“メルセデスベンツ G 55 AMG long”だった。なんとまあえらいものを買ったもんだ。僕の子汚いBighornがさらに汚く見えてしまう。30年乗ると言っていたがとにかくお金のかかる車のようだ。ちなみに燃費は「地球にとどめを刺すレベル」だそうだ(笑)

もう十分梅雨明けでしょ! バロンさんのメルセデス・ベンツ
G 55 AMG long(右) 凄すぎます!
運転席に座らせてもらって大喜び。
まだ熱帯魚は泳いでいませんね。
黒潮の流れの影響が出ているのでしょうか?
でも水の透明度はよかったですよ。
いつものように獲物を探す鯖さん!
元水泳部のバロンさんは自由に泳ぎ周って
いました。
さー、お楽しみのランチタイム!
今日の料理は、サンマの干物にゆでたシッタカ
、フリーズドライのキノコご飯、バーベキュー、
タコキムチ、ウニとバラエティー豊か。
お腹いっぱい食べました。

早速遊び始めた面々、海水浴場から出て鳥居のある岩場付近でシュノーケリング。ウロウロと回遊しながら見ていると、グレの群れやボラの群れ、そして結構良い型のチヌもいっぱいいた。う〜んアレが釣れたら最高なのにな〜。でも今年はまだ熱帯魚をほとんど見ていない。今年はなかなか水温が上がらなかったり、黒潮の蛇行が異常だったりと漁師さん達も不漁が続いて大変なのだと言う。
ひとしきり遊んだ後はランチタイム、僕はさっき海で獲って来たシッタカを茹でる。鯖さんは買出しに行って買ってきたサンマの干物をスノーピークの焚き火台を使って焼き始めた。サンマの後はエビやらウニやら肉やらを載せてバーベキュー。フリーズドライのキノコご飯やコンビニで買ってきたタコキムチ、と色々食べてお腹いっぱい。満足満足でした。その後もうしばらく遊んでから、場所を魚飛渓に移して塩抜きに行ったのでした。


場所を移動して魚飛渓で塩抜き〜♪


魚飛渓に行ってみるとやはり夏休みと言うこともあって、数組の子供づれが遊びに来ていた。いつもの場所は車が止まっていたので、僕らは少し手前の道幅の広くなった駐車スペースに車を置いて出撃したのでした。
川に降りるなりいきなり亀さんになって息子を背負って泳いでいく鯖さん。僕とバロンさんはいきなりターザンロープに行って一遊び。その後お決まりのウオータースライダーをしてお魚さん探しをしたのだけど、水温が低い。海で遊ぶことしか考えてこなかった僕はウエットスーツをショートジョン(半袖半ズボン)なのだ。最近めっきり寒さに弱くなった僕(水に関して)暖かなウエットをしっかり来て無いと体が冷えてきて動きが鈍くなってしまう。

個性豊かな3台のRV車、エクストレイル、
G55、ビックホーン!
息子を背負って、亀さん状態で対岸へ。
早速ターザンロープで一遊び! バロンさんも挑戦〜!
続いてウォータースライダー! 鯖さんも頭から挑戦。

僕は後半日光浴に徹して体温の回復に努めながら岩場を飛びまわってあちこち散策。バロンさんと鯖さんは小エビやアマゴの大きいのを見つけて岩の下を覗き込んだりしていた。鯖ジュニアと鯖嫁は浅瀬でこれまた小エビ探しや小魚探しに夢中。あっという間に時間が過ぎていってしまいました。

遊び場に困らないのがここのいいところ。
でも小さいお子さんがいる場合は気をつけてね。
(上)小エビ探しに夢中のバロンさん。
(下)アマゴ?の行方を捜す2人。

岩の上で水平バランス〜

小エビちゃん、さてどこにいるでしょう? ちっちゃなドンコくん。レンズ前3cmで身動き
まったくせず。

ふと気が付くと川で遊んでいるのは僕らのグループとあと1組の親子だけでした。日が落ち始めた頃、魚飛渓を後に帰路についたのでした。






7月17日(月)海の日
にぎやかシーカヤッッキング!

毎年恒例の海の日ツーリングを今年も行って来ました。恒例と言ってもたまたま3年連続して海の日にシーカヤッキングに行っただけなんだけど。十分恒例化してるかな(^^ゞ
で、今回は紀伊長島の赤野島に行って来ました。メンバーは鯖さん・慶良爺さん・KAZさん一家・Sちゃん・僕の総勢7名となりました。心配していた天気もさすがに晴れ男晴れ女集団、最近雨男になっていた僕のちんけなパワーを吹っ飛ばしてくれました。

出発準備中の面々、さて今日はどうなる
ことでしょうか。
午前11時ふるさと海岸をしゅっぱ〜つ!
低く垂れ込む雲があり天候が心配でした。
でも晴れ男・晴れ女のパワーが勝った(^v^)
KAZさん一家、今日は初の家族カヤッキング!
名古屋から参加の慶良爺さん。
日本中色んな所にダイビングやカヤックや
と飛びまわっています。
ヤッホー、鯖さんは愛艇カフナで。
安定感のあるいい船です。
二年前の常神でご一緒した大阪から参加の
Sちゃん。翌日は筋肉痛にならなかったかな?
赤野島から紀伊長島、海山方面を見た所。
連なる大台山系の山並みが印象的でした。
日出ヶ岳も望むことが出来てちょっと感動。

すぐ目の前に見えている赤野島へとみんなでのんびりと漕ぎ進んで行く。心配していたKAZジュニアも問題なくカヌーに乗っているし奥さんも初めての体験でご機嫌。ここの所いまいち天候に恵まれていなかった僕だけど前回の魚飛渓で雨男から久々に脱却できたみたいで、晴れ男&晴れ女のメンバーに仲間入りできたかな。
赤野島に到着すると各々好きな事を始めた。鯖さん、慶良爺さん、Sちゃんはシュノーケリングに、KAZさん一家はもうしばらく漕ぎに、僕ももう少し島の南端の方へと漕ぎに出かけてみた。少し先の岩場の所を越えるとブーマー波が起こっていてうねりもだいぶ入って来ていたのですぐに引き返して、一つ横のビーチに来ていたカヌーの皆さんの所に挨拶に。大阪から来られていた方々でフェザークラフトのエアラインジャバとKライト、カフナ、そしてリジットが2艇の5人で来られていました。ちょうど初心者の女の子が再乗艇の練習をしているところでした。しばらくお話してからみんなの待つ隣の浜に戻ると、焚き火台を使って焼いた鯖さん特性のリブステーキが出来上がったところでした。美味しくいただけました。

上陸するなりすぐに海に入っていく鯖さん。 僕は一人でもう少し島の先に向かって漕ぎ
出してみました。海女さんがあちこちにいて
漁をしていました。
隣の浜では大阪から来た皆さんが再乗艇
の練習をしていました。
浜に戻ると、美味しそうなリブステーキが焼けて
いました。とても美味しくいただきました。

アザミが咲いていたのですが、自宅近くで咲いている
ものとは少し違った様子でした。葉が密に生えていて
とげが多い。

食事後、またまたお遊びタイム!KAZさんが漕ぎに出ようと言うので僕は鯖さんのカフナを借りてSちゃんと3人で出発。初めは島の南端を周って島の反対側まで行こうとしたのだけどうねりが入っていたので予定変更。反対側を周って、途中の浜を横断してまた戻ってと言った感じでのんびり半周したのでした。

大阪の人たちが一足先に出発して行きました。 食事後島の反対側まで漕ぎに出かけました。
KAZさんは自艇に乗り換えて。
Sちゃんもうねりに少しびびりながらも
頑張って漕いで行きました。
今回の行程です!地図をクリックすると大きく
なります。ごちゃごちゃしてて分かりにくいです
m(__)m

一旦最初の浜に戻ってから、今度は鯖さんとシッタカを獲りに行くことになって北側の浜に移動。岩の上や横のそこらじゅうにシッタカがくっついているのを獲ったり、潜って写真をとったりしながら一遊び。鯖さんが残りのメンバーを呼んでくると言って戻っている間も僕は一人お魚さんやシッタカ達と遊んでいたのでした。
その後皆が戻ってきたところで、シッタカをゆで始めたのでした。サイズもなかなかのもので、食べ応えのあるものばかり。シコシコとしていて味もしっかりしていてとっても美味しかったです。

注)魚介類を獲って食べたりするときは自己責任で、おかしなものは決して食べないようにしてください。HPを見て食べたらあたってしまったと言われても当方は責任をもてませんので。又、漁業権の発生するようなウニ・アワビ・サザエ・イセエビなどはむやみに捕獲しないようにしてください。

ガンガゼ、コレが刺さると中で折れてトゲが
抜けなくて大変なことに。
ピンク色の綺麗なソフトコーラルもあります。
タイの赤ちゃんが群れになって泳いで
いました。
べラちゃんの横には大きなシッタカがゴロゴロ。

シッタカも食べたし、遊びまくったしボチボチ帰ろうかと言った頃、ず〜っとクロンダイクでお休みタイムだったKAZさんジュニアが目を覚ました。途端に大泣き、何をしていたのかここは何所なのかわからない状態。やっと思い出し「さー帰るよ〜」とカヌーに再び乗せられるとまたまた大泣き、必至に島のほうを指差して「あかん、あかん」の連発。どうやらもっと遊んでいたかったらしく、眠ってしまって楽しい時間が短くなった事を悔やんでいたらしい(^v^)

で、いただいちゃいました。身がコリコリして
いて美味しかったです。
それぞれ思い思い遊びまくってます。KAZ
ジュニアはクロンダイクに乗ったまま爆睡中(笑)
サー帰ろうと言う頃に目を覚まして大泣き
のKAZジュ二ア。ママに抱っこされてふるさと
海岸まで戻りました。
ここに来たらお決まりのふるさと温泉でほっこり。
温泉に来てご機嫌〜なSちゃん

なんとか皆無事に到着。帰りは当然のように、ふるさと温泉に寄ってのんびり。その後の食事でものんびりしすぎて帰りが遅くなってしまいました(^^ゞ







7月14日(金)
山奥で活断層見物!

新しく出来た高速道路でもないし、電車の路線でもありません。そう、これは日本最大規模の活断層のこと。衛星写真で見ても分かるほどその規模は大きく関東から九州までおよそ1000kmも続いている。でも現在は活動しているとはいえ三重県内では比較的落ち着いた活動となっているので心配ない。僕が子供の頃、日本地図を眺めていると紀伊半島から四国、そして九州にかけて一本の線のような地形が続いている事をとても不思議に思っていた。そしてその疑問を当時の担任の先生に聞いてみると、それは中央構造線だと言う事を教えてくれた。それからというもの地図や衛星写真を見ると必ずといっていいほど構造線を目でたどっている自分がいた。で、それからその事に関して研究するために大学に行った・・・・はずもなくただ頭の片隅にいつもいて地球の活動の大きさを感じていただけだった。

朝の散歩の時にこの
青空、ウズウズします。
で、出かけちゃいました。ここは道の駅「茶倉」
のつり橋の上〜、高いよ〜!

朝、マックの散歩に出かけた。メチャメチャ天気がよくて今にも外に出かけたいところなんだけど、午前中仕事があるのでとりあえずそれが終わってからだ。昼食を早めにとって、12時過ぎに自宅を出発。まずはR166を目指して走り松阪でR166に乗ってからはひたすら飯高を目指す。途中道の駅「茶倉」で休憩した。久々に名物のつり橋を見ようと、展望台に登ったのだけど車の温度計が36℃にもなった日に外で階段を登るなんて事をしたもんだから汗がボタボタ落ちてくる。やっとこ登った展望台からは川で気持ち良さそうに水遊びする人たちの声が聞こえてきた。

綺麗なグリーンの櫛田川。 左右どちらの写真も茶倉のつり橋から。
R166を走っていくと、三峰山が見えてきた。 こちらは高見山、さあ目的地は近いぞ。

R166をひたすら高見峠方向に走っていく。途中車の窓からは青空の下にデンと座る三峰山や三角形に空を突き上げる高見山が見えるし、終始櫛田川の綺麗な流れが目を楽しませてくれるのだ。高見峠の少し手前の月出という地区へと入っていくとすぐに看板が目に入る。かなりの田舎道なのできちんと案内板があるのはありがたい。月出の集落へと狭い道を登っていくと観光案内所があるのだけど、どうやら平日はお休みらしい。邪魔にならないように案内所の駐車場に車をとめさせてもらってブルーザーを下ろして出発準備。

月出の里に向かって山のほうに入って行き
ます。看板があるので大丈夫。
案内所は今日はお休みのようでした。
ブルーザーでエッチラオッチラ登って行くと
道が二股に・・・右車道3.8km左徒歩900m
迷ったのだけど左の急坂にチャレンジ!
かなり厳しい坂を登ってしばらく行くと見えて
きました。

キツイ上り坂を登っていく、途中あまりにもキツイのでBikeを降りて押して歩いた。しばらく行くと二股に道が分かれていた。迷わず距離の短い方を選んだのだけどこれがまたキツイ斜度の道だった。汗がボタボタ落ちてくる。もうだめ、と思った時に前方に崖が見えてきた。距離的には大したことが無いのだけどこの暑さの中での登りはかなりこたえた。

高さ80m幅50m、日本最大級の中央構造線
の露出部です。
(上)赤線の場所が断層です。左右で
岩盤の質がまったく違っています。
(下)すぐ横の東屋に置いてあった
パンフレットや感想を皆が書いていく
ノート。


ここで一つ中央構造線について
中央構造線は関東から九州までほぼ東西に1000kmもつづく国内第一級の大断層です。三重県では二見町の辺りから飯高町の高見山に至っており中央構造線を境に、北と南とではまったく成因の違う岩石が分布しています。ここ月出露頭は高さ80m幅50m、日本最大級の中央構造線の露出部です。


説明が書いてあったけど、だいぶコケが
生えてて読みにくかったです。
どんどん雲行きが怪しくなってきて、今にも
降りだしそうになって来たので慌てて戻り
ました。
帰りは下りオンリー、途中でクマタカと遭遇
してビックリ!向こうもビックリしてた^_^;
一気に下りきって出発点に到着。雨に降られ
ずにすんだ。
と思ったら晴れてきてしまった。 でも上空にはレンズ雲が、上空は相当
風が強いのだろう。

大きな断層の露出部を眺めてしばし休憩。すぐそばにある東屋にこの断層のパンフレットや感想などを書き込むノートが入ったBOXが置いてあった。もっとのんびりとしていたかったのだけど、空を見るとどんどん黒い雲が迫ってきたので慌てて山を下ったのでした。でも下りきって見るとまた青空が出てきて夏空に戻ってしまったのでした。






7月9日(日)
魚飛渓で極上水遊び!

梅雨前線がウロウロと上下を繰り返し、ここの所日曜日のたびにスッキリしない天気が続いていた。梅雨なので仕方の無いことなのだけど平日にピーカンに晴れて日曜日にぐづつく嫌なパターン。そんな中今週はakiさんちが海山に遊びに行っている。そしてNESSYさんちもマリブUの進水式で来ているということなので乱入して一緒に遊ばせてもらうことにしたのでした。
2シーズンぶりに来た魚飛渓はやや被災した時の影響が見られるものの、数年は魚もまともに住めないと言われていたので、魚飛渓の回復ぶりには正直驚いた。鮎やアマゴが泳ぎまわり、まるで空中に浮遊しているかのような水の透明度。そんな中で久々の水遊びを楽しんだのでした。

2シーズンぶりの魚飛渓 一枚岩 午前中は雲が多く霞が切れなかったが、
そんなのお構いなしで遊び始めました。


現地に到着してみるとakiさんちのダッチャンが
止まっていた。聞くと5分程しか変わらないで
到着したらしい。待ち合わせてもこんなにぴっ
たり到着することは少ないと思う。そういえば
以前、青蓮寺湖に行った時も待ち合わせ無し
で5分以内に到着したっけ。

早速着替え、寒がりの僕はサーフィンの時に
冬場に着ていたセミドライスーツを着込み
準備万端。さー今日は遊びまくるぞ〜!
淵に潜るMasaくん彼の潜水能力はなかなか
のもの。

水中親子写真(笑)はいチーズ!

勝手に命名「雨だれ岩」でもこんなのそこら
じゅうにあります(^^ゞ
(上)さつきがあちらこちらの岩に根を下
ろして頑張って咲いていました。
(下)小指の爪の半分ほどの大きさの
かわいい花も咲いています。

ウオータースライダーでGO! ガールズも連なっておおはしゃぎ!
親分も頭からそれー! 久々にバク宙飛び込み〜!

一遊びして体を温めながらお昼の準備。 前日NESSYさんがキャンプイン海山でもらって
きた岩ガキ。うまそ〜、でも僕はカキの食べられ
ない体になってしまったので残念(T_T)
生き物の宝庫、蝶も岩のミネラルと水分を
補給していました。
ドンコちゃんもミネラル補給?いえ、岩に生えた
コケを食べてるんです。

ターザンロープにチャレンジ!ややロープの
太さに難あり、今度は自前のロープ持参で
行かねば。
今日は全然ダメ〜と言いながらもテナガエビ
ゲットのMamaさん。
水の落ち込みの所にはいっぱい魚が
群れていました。これはアマゴ、エサが
流れてくるのを待ってました。
休憩〜コーヒータイム。この頃にはもう青空
が見えてセミが鳴いてました。

梅雨前線を無視したような青空が広がってきました。

よくぞここまで復活してくれました、といった感じでした。数年は魚もまともに住めないと言われていただけあって今日の水中の光景は本当に感動でした。いつか息子を連れてきて一緒に川遊びをする日を夢見ながら皆さんより一足早く息子とカズミンの顔を見にいそいそと帰ったのでした。






7月6日(木)
木曽馬を見に行ってきました!

ここのところ仕事や雨やで外に出かけようとするのを邪魔されてきた。でもなんとか今日は空き時間を使って外に行く事が出来た。そんでもってどこに行ってきたかと言うと「木曽馬」を見に行ってきたのだ。木曽馬といっても本当に木曽に行ってきたんじゃなくて、市内に「三重木曽馬保存会 ホースロッジ遊馬」という施設を作って数の少なくなった木曽馬の保存と繁殖を目的に飼育されている所があるのです。

自宅を出てFUJI号でのんびりと坂道をエッチラオッチラ西に向かって走って行き、長谷山の入り口を通り過ぎ山の裏側の日南田へと回りこんだ。そこからさらに西に向かってグリーンロードを渡ってさらに上へと行くと経ヶ峰の麓の高座原へと出る。そこで右に曲がってしばらく行って平尾の集落のところを右に曲がると田んぼの真ん中にひっそりとその場所はあります。

久々に良い天気の中少しだけですが走れ
ました。
経ヶ峰の麓にそこはひっそりとあります。
まず出迎えてくれたのは2匹のワンちゃん!どちらも人懐っこい可愛いワンコでした。

いつもは横を通るだけなのだけど、今日はちょっと足を止めて写真を撮っていた。するとここのオーナーの方とその奥さんが通りかかり「よかったら近くまで行って見ていって」と声をかけて下さいました。遠慮なく近くで見せていただくことにしました。入り口にはワンコが2匹、とても人が好きなかわいらしい子たちですぐに仲良くなれました。で木曽馬の方は、手前の柵の中にいたのはムサシ♂でした。サラブレッドとは違い背もそれほど高くなくとても優しい子でいっぺんで気に入ってしまいました。僕が写真を撮っていると近くに顔を寄せてきたり体を柵に寄せてきたりととても甘えん坊のようです。オーナーの奥さんに草をもらって美味しそうに食べていました。体に着いた吸血バエを払ってくれと奥さんに体を寄せて催促したりと見ていて飽きることがありませんでした。

美味しそうに草をモシャモシャ食べていた
ムサシ君。人懐こい性格のおとなしい子でし
たよ。
(上)奥にはクロとナナコと後もう1頭(名
前忘れた)の3頭のメスがいました。
(下)「体にたかる虫はらって〜」と奥さん
に体を寄せてくるムサシ君。

馬と言うとまずイメージするのはサラブレッドだと思うのだけど、本来は木曽馬が元々日本に古くからいる馬で武士達がまたがったり、農耕に利用されていた馬なのです。近年農機具の発達によって馬や牛を農作業で使うことがなくなってしまい、特に木曽馬は数が激減してしまった。それを全国の木曽馬愛好家が大事に飼育し繁殖を繰り返して数を増やしているのだそうです。
しばらく馬をながめて見ているだけで何かとても気持ちが安らいだ気がしました。また今度見に行こうと思います。

だんだんと雲が広がってきてしまいました。

行きがず〜っと登りばかりだったので帰りは一気に下って気持ちよく下って行く事が出来ました。ロードコースにこれからも入れて走ろうかな。





7月2日(日)
なかなか上達しないフライ!

朝目を覚ますと、幸いまだ雨が降っていなかった。朝食を済ませてから準備に取り掛かった。当初計画していたのは「奥香肌峡の散策」「大台ケ原トレッキング」「石山観音サイクリング」だった。でも段々と雲行きが怪しくなってきて、このまま行っても大台ケ原はえらい雨だろうし、自転車だと雨が降ってきたら嫌だしと言うことで
奥香肌峡散策にしようとした。でバックに荷物を詰め始めた時、ふと目の前に置いてあるフライロッドが目に入って、「そういや全然フライをして無いな〜どうせ濡れるなら釣りのがいいか」ってことで急きょフライに行くことにしたのでした。
場所も近場でお気楽に行ける松坂市の宇気郷周辺の中村川に行くことにした。自宅から30分ほどで行けるしほとんど人も来ないのでへたっぴな僕のお遊びには丁度良い場所なのだ。沢歩きをしながらオイカワやカワムツを釣ってのんびりとできる。持ってくればよかったなと思ったのが、箱めがねとタモだテナガエビやモクズガニも捕まえられたのに(^^ゞ

最初に来たのが宇気郷と松阪への分かれ道
のポイント。ここは比較的開けていて釣り歩く
には丁度良い。
(上)土日は各方向一日一本しか無い
バス・・・なんて所だ。行きと帰り一本づづ
(下)ここの所の雨のせいで水量が増して
歩いていても楽しい。

さてさて今日はどれぐらい釣れるかな。 2投目でヒット!カワムツちゃんでした。
食べれますが今日はお持ち帰りはしません。

とりあえず車を停めた所から釣りはじめた。流れの少し緩やかになった淵の辺りにキャストする。いきなり小さくライズして来た。あっと思っているうちにあわせを失敗して空振り、今度こそともう一度キャスト。今度はきちんとあわせることが出来た。魚がフライに飛びつく瞬間が見れるのでドライフライは楽しいのだが、ここは水がとても綺麗なのでフライに飛びつく手前から魚を見ることが出来て更に面白い。でもこっちがさなかを見れると言うことは逆を言うと魚からも自分が丸見えと言うことなのでなるべく姿勢を低くとってキャストしなければならないのです。最初のうち立て続けに2匹ゲットしたのだけど、その後しばらくあたりが止まってしまった。もう少し先へもう少し先へと思いながら釣り歩いているといつの間にか結構距離を歩いている。雲行きが怪しくなってきたしお腹も空いてきたので一旦車に戻ることにしたのだがこんなに歩いたっけ?って感じで戻るのも大変。

(上)立て続けに二匹釣れたのだけど、
その後しばらくはつれませんでした。
(下)そうこうしているうちに雨が凄い
勢いで降ってきました。
沢遊びをしながら、野外料理でもしてのんびり
とするのも良いかもしれませんね。

車に戻った途端に大粒の雨がザーザー音を立てて降りだした。もう少しのんびりしていたら完全に降られてただろう。しばらく昼飯を食べながら車の中で雨宿りをしていたらそれほど待たないうちに止んだ。でも今度は風が吹き出してきた。フライは風が大敵、ラインをムチのように振ってフライをキャスティングするので風によって思うように投げられなくなるからだ。
しばらく考えた末、とりあえずすぐ近くにある伊勢山上(前回のレポ)に行って時間をつぶすことに。今までにも何度かここには来ているのだけど雨が降ったりする天気なので岩場が滑って危ないから今日はほとんど人が来ていないだろうと思っていると山門の所の駐車場に結構車が止まっている。何でだろう?と思っているとどうやらお寺のすぐ横にある手打ちそばのお店へと来ているようだ。ここのそばは知る人ぞ知る結構美味しいそばらしいので今度来たときは僕も寄ってみようと思った。で行場の入り口に立っているお堂でお参りを済ませて今日は戻ったのでした。

風も出てきたので一旦釣りを止めて伊勢山上
に行ってきました。入り口にある仁王門
行場として有名な所です。山の中にひっそりと
あるお寺ですが、行場の岩場を歩いて周れます。
高所恐怖症の人は行かない方がいいです。
お寺のすぐ横にあるそば屋さん。結構有名で
続々とお客さんが入って行ってました。
今度来たときは僕もはいろ〜っと。
イワタバコの葉が岩からいっぱい出ていました。

伊勢山上を出て少し下流の方に移動してみることにした。合ヶ野の集落の近くに小さな渓谷があり車も停めるスペースがあるので安心。この辺りの渓流沿いにはヤマセミが住んでいるので今日もひょっとしたら会えるかな?と思っていたのだけど今回は残念。でも鹿の鳴き声は聞こえました。

場所を移して今度は合ヶ野の渓谷に。 ゴツゴツとした岩の間で竿を振り振り。
足元でカジカガエルがキョロロロ〜と綺麗な鳴き声で鳴いてました。
目の前5cmまで寄っても逃げない肝の据わったカエルちゃんでした。
フライにはウエイダー(腰までのゴム長)
は欠かせません。腰まで水につかって
キャストすることもしばしば。
綺麗な色のカワムツがここでも数匹ゲット!

さっき会ったカジカガエルの綺麗な鳴き声が水の流れる音と重なって何とも極楽な気分にさせてくれました。最近きちんとフライを作っていなかったのでありあわせのフライでやった割にはまあまあ楽しめたかな。「今度来る時は箱めがねを忘れずにもってこよう」と心に誓って帰路についたのでした。





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