OutDoor遊び日記



2月7日(水)
トレイルを探して里山探検!

今日は午前中の仕事が終わってからしばらく時間が空いたので、以前から調査しようと思っていた謎のトレイルを見に行ってきた。このトレイルは入口まではMTBで行けるのだけど、その後は徒歩でないと無理なのだ。基本的にこの辺りに里山の中での自分の場所はほぼ完全に把握しているのだけど、とりあえずMapに落とし込む為にGPSの電源を入れて出発。

まずはいつもの里山を走って、謎トレイルの
入口を目指します。
まずは歩いて調査してその後走れそうなら
Bikeで行ってみるという感じ。なのでブルは
トレイル入口で待機。
バイパス工事の関係で、土地の境界を調査
したのか目印がある程度付いているので
ソレをたどって林の中を進んで行きます。
で、丘を下りきったと思うと、いきなり目の前に
湿地が広がります。この辺りは山と山の間に
湿地が多く点在します。カスミサンショウウオ
の生息地としても知られています。
笹が生い茂っているのだけどなんとなく道が
付いていた跡が分かるのでそのまま進むと
その先にまた湿地。この辺は人の足跡よりも
鹿の足跡の方が多いみたい。

ガサゴソと藪の中を歩いて行くといくつかの湿地にでて、その後山の縁に沿って道の跡のようなところを進んでいくと見覚えのある景色が見えてきた。ここまで来たらもう完全に自分の場所を把握できているので、そのまま戻っても良かったのだけど今来たところを戻るのも面白くないのでグルッと周回して元のBikeのばしょまで戻ることにした。途中、測量をしている人たちがいた。もう間もなくバイパスの工事が始まるのだろう、そうなるとこの里山も2つに分断されてしまう。今まで走っていたトレイルも無くなるルートも出てくるので今のうちに走っておかないとね。で結局今回のルートはMTBではちょっと無理があることがわかったのでした。

一旦Bikeに戻ってからしばらく走っていなかっ
たルートに入って行くと、竹が〜・・・・・道をふ
さいでいて坂を登るのが大変でした。
山を下って高速の下をくぐって、もう一つの山
を走り自宅へと戻ったのでした。







2月1日(木)
古寺巡礼トレイルラン!

今日はお休み。さてどこに行こう?ロードで宇気郷まで行こうか?いや風が強い。「それじゃあ今まで行きたくてもなかなかタイミングが会わずに行けなかったお礼参りの最後の2つに行こう」。そう思い松阪に向けてスペシャ号を乗せた車を走らせた。
お礼参り?そう去年の冬、KOUがまだカズミンのお腹の中にいたときに、あちらこちらの神社やお寺に安産祈願で周っていて、その後出産の報告とお礼をしに周っていたのが最後に2つだけ残っていたのだ。

今日の予定は、まず本居宣長の墓のある「ちとせの森」までトレイルを走って行き、そこから一旦小さな峠を越えて櫛田川まで下り、そして以前土砂崩れで通過できなかった丹生峠を通って丹生大師へ、そして山を登って近長谷寺から金剛座寺へと続く街道を通って行くトレイルを走る。その後は山を下って伊勢本街道を通ってからもとの中部台まで戻るといったコース。
中部台に車をデポして早速田舎道を走って
行きます。
途中には道標がいくつかあります。しかし
かなり古いです。昔は重要な生活道だった
んでしょうね。
山を奥へ奥へと入って行きます。この辺り
はず〜っと上り坂。
(上)いくつかの分かれ道を通過して
(下)ほとんど朽ちた丸木橋、危ない危ない。
すると、ちとせの森に出ます。ここは本居宣長
の奥墓があり綺麗に整備されています。
ここの池でバードウォッチングをされていた松
阪の方々。以前一度お会いした事がある方々
でした。

とりあえずはいつものように里山へと入っていく。途中一般道を使いながらトレイルとトレイルをつなぎながら進むんだ。最初の目的地のちとせの森では地元の鳥見の団体が池でかもの観察をしていた。以前にも他の場所で会ったことのある人たちだった。少しの間、鳥の話をしながらすごしてから出発。そこから一旦公園を出てトレイルをしばらく走り、小さな峠まで登りそこから一気に櫛田川のそばまでダウンヒルといった感じだ。以前に比べて倒木も少なくかなり走りやすくなっていた。

公園を出て山へと入っていくと鉄橋?が。
この後峠まで登りそこからはシングルト
ラックダウンヒル。
そして山を降りたところにある櫛田川にかかる
沈下橋。分かりにくいけどGPSにも川と高速が
表示されてます。

今回は以前走りに来た時に通れなかった丹生峠を越えて行くルートを通って丹生大師へと行くつもりだった。あれから2年以上も経っているので当然崖崩れなんかは直っていて通れる物だと思っていたのだが甘かった、そのままの状態で修理もされずに崩れたまんま。通れる状態ではなく引き返さざるをえなかったのだった。

しばらく進むと古いお堂がありました。
鍬形(クワガタ)不動院です。
伊勢本街道を旅した人たちがわらじを奉納
して旅の安全を祈願したと言われる「仏足跡碑」
地元では足神さんと呼ばれているそうです。
右丹生大師道と石碑にある。ここから丹生峠
を越えてルートがあるのだが・・・・→
二年前に来た時に崩れていた道は未だに
直されていませんでした。残念引き帰して
回り道。

しかたなく一般道で迂回してぐるっと周り次なる目的地の丹生大師へと向かったのだった。以前にも前を通ったことはあったのだけど今回はせっかくなのでお参りしていこうと思い中に入って行ったのでした。

少し一般道を回り道して山を迂回します。 こちら和歌山別街道だそうです。この周辺
は歴史が古く色々な史跡があります。
丹生大師の立派な参門です。せっかくなので
中に寄っていくことに。この辺りの地名は丹生
と言いその名前からも分かるように昔水銀の
鉱山があった所です。
門の所で風をよけながら日向ぼっこを楽しむ
三毛ニャンコ。人懐こくてしばらく遊んでくれま
した。
弘法大師ゆかりのお寺で歴史も古く
とても立派なお寺です。
階段を登っていった先のお堂に大師様が
お祭りされていました。これは上から見た
ところ。結構高さある。
いっぱい仏様が並んでいました。
これは四国八十八箇所のお寺の仏様です。
そして同じ敷地内に神社もあるんです。
こちらは丹生神社

丹生大師で散策した後は、次なる目的地の近長谷寺へ向けて山を登っていく。結構急勾配の舗装路をエッチラオッチラ登って行き、途中でお腹もすいたし日が当たって風が当たらない眺めのいい場所があったので、そこでお昼ご飯。しばし景色を楽しみながらおにぎりをほおばったのでした。

丹生大師を出て和歌山別街道を通り
山の上にある近長谷寺を目指します。
途中の見晴らしのいい所でおにぎりを
食べて休憩。
山の上にあるので、坂道を登らなければ
ならない。トレイルを登ってくるルートも
あるのだけど、今回は舗装路をエッチラ
オッチラと。
車道が途切れた所から、さらに狭くて急な
参道を少し登ってやっと到着。これでもか
ってぐらい上り坂ばかりでした。
今日は誰もいませんでした。毎年二月
に大祭が行われて多くの人が来るそうです。

やっと近長谷寺に到着したが、今日は中に人がいない。前回は中にいたおばちゃんとしばらく話をする事が出来たのだが、昼休みなのだろうか?KOUの誕生のお礼参りを済ませすぐに次の目的地の金剛座寺へとトレイルを走って行ったのでした。

あまりゆっくりしていられないので先を急ぎます。
次の目的地の金剛座寺までの歴史街道沿い
には石碑やお地蔵さんが所々にあります。
手書きの案内板もなかなか分かりやすく書か
れていて迷わずに行けます。

このルートは歴史街道として地元の有志の方たちが復活させて今にいたっています。前号の雑誌NAGIにも紹介されていて休日にはハイカーを良く目にします。登ったり下ったりを繰り返して金剛座寺へ到着。時代劇にでも出てきそうなお寺はその昔、藤原の鎌足か建立したとされる古刹。修験道の寺として今でも参る人が絶えません。

途中で一部舗装されてしまった所もありますが
おおむねシングルトラックです。トレイルランニン
グをしても面白そうです。
(上)金剛座寺に到着。
(下)向こうから侍が歩いて来そうな
雰囲気のあるところです。

時間も無いのでそそくさと金剛座寺を後にして、尾根道へと一登りするとそこには絶景が。さらにしばらく下ると潮見峠がある。そこからは伊勢湾やその沿岸が見渡せ、遠くお伊勢さんも見える。昔の旅人が山を越えてきてやっと海が見え、その景色に思わず足を止めたと言われている。

金剛座寺から階段を登って山の尾根に出ると
展望が開けます。
さらに少し下ると潮見峠の展望台。
この道は修行の為にも使われましたが、
和歌山別街道と伊勢本街道を結ぶ道として
も多くの旅人が行き交ったそうです。
山を抜けて大和路からきた旅人が、目の前に
広がる伊勢湾を見て思わず脚を止めた事から
潮見峠の名前が付いたそうです。お伊勢さん
まではまだまだ遠いです。

落ち葉さっくさくの下りトレイル。何がいいって
この下りでしょ。このために頑張って登ってきた
ようなもんだ。
でもね、落ち葉は急には止まれない(笑)
スピードの出しすぎに注意です!当然ハイカー
もいます。

落ち葉サクサクの下りのトレイルを堪能したあとは伊勢本街道に出て街道散策。昔の旅籠の建物や常夜灯、道標と今もなお残される街道の面影。やはり石は残る、誰が作ったのかは分からないけど確実に後世に残される。なんだか僕も後世に残る物を造って見たくなって来た。

下りきって伊勢本街道を散策。この街道
沿いでは最大級の常夜灯だそうです。
(上)昔の旅籠がそのま残っていたり
します。
(下)この辺りの名物「まつかさ餅」

道標も色々立ってます。 日が傾いてきたので、ゴールへと急ぐ僕。

と言うことで、トータルの距離としては大して無いのだがアップダウンもそこそこあり、まだまだ色んなトレイルがありそうなのでこれからもちょくちょく来ようと思う。今度は「まつかさ餅」も食べて帰らないと。

走行距離 約35km 
ちょっと見にくいですがGoogleEarthにログを落とし込んでみました。




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