OutDoor遊び日記


7月6日(金)
海を渡って、やきものの街に!

さてさて今回は街並み散策ポタリングに海を渡って常滑へ行ってきました。以前から試してみたかった高速船を使った輪行ポタリング。一応目的地があるので本当の意味でのポタリングではないのだけど、行き当たりバッタリで臨機応変に行ってみようと思い出かけてきました。

まずは自宅をスペシャ号で出発、前日に予約していた高速船に乗るべく一路なぎさ街に。約30分でなぎさ街に到着して、すぐにBikeを輪行袋に入れる。輪行袋を使うのが久々だったもんで、ちょいと苦労しながらなんとか収納完了。でもこの時にある事が発覚した。前日に取り付けたスタンドが袋に入れるときに邪魔になって入らない。仕方なくネジを外して位置をずらしなんとか入ったといった感じだった。持っててよかった携帯工具。

午前10時発の高速船フェニックス号に乗り込む。早い早い、およそ40分で中部国際空港セントレアに到着。初めて来るセントレア、右も左も分からずにとりあえず空港の中へと入っていくと直ぐに名鉄の改札口が見えた。2駅分の切符を買って一番早い時間の電車に乗り込む。特急なのに特急料金がいらないのはありがたい。走り始めてあっという間に常滑駅に到着。さぁさぁやきものの街散策の始まり〜。

自宅からなぎさ街まで走って行って 輪行袋に詰め込んで
高速船に乗船 40分でセントレアに到着
空港内を通って、名鉄に乗り換えて。
行きは特急でした
およそ5分で常滑駅に到着

今日のとりあえずの目的はやきもの散歩道をぐるっと周りながら気に入ったところで写真を撮って行こうという感じ。駅前には案内板もありちょっと観光地化されてしまってるんじゃないかと心配したのだけど、それは周ってみてのお楽しみ。とりあえず案内板に沿ってBikeを進める。
走り出して直ぐにまず最初のポイントに到着。道路沿いの壁に40体もの招き猫がくっついているのだ。色々な招き猫があって見ているだけでも飽きない。それを初めから最後まで写真を撮って行ったもんだから、自転車なんて無い方がいいくらいに止まっては撮ってまた移動してのくり返し。でも一体一体まったく違った招き猫、家内安全・学業成就・旅行安全・恋愛成就・美人祈願・禁煙、等々全ての猫に願いが込められている。

今回はやきもの散歩道を中心に撮影ポタ!

走り出していきなり撮影ポイント。およそ40体もの個性豊かな招き猫があり見ていて飽きません。
それぞれに学業成就、家内安全とか美人祈願(笑)など様々な役割があるんです。

招き猫でだいぶ時間をとってしまったので、さっそく散歩道に入っていく。するといきなり味のある家や壁、土管を壁に使ったりレンガの煙突が残っていたりと、僕の好きな綺麗過ぎない古い家並みが残されている。散歩道に入ってからも気になる所がそこここにあり自転車を止めてばかり。この辺りでは自転車を持ってきたのを少し後悔していた。

(上)常滑焼のドカンを使った壁、奥に
は工房が。(下)焼き物屋さんだけでは
なく古着(和服)リサイクルの小物屋さん
もあったりします。
常滑の特徴、黒い壁とレンガ造りの煙突。
こういった建物がそこじゅうに有ります。

止まり止りしながらも少しづつ進んでいくと丁度いいところに団子屋さんがあった。小腹が空いてきたので丁度良いやと中に入ってみたらしと抹茶ソフトを食べながら店のおばちゃんとしばらくおしゃべり。そこで今回の目的の一つの馬鹿でかい招き猫の場所を聞いてから出発。
どうやら気づかずに通り過ぎてしまっていたらしく、元来た道を少し引き返してみると陸橋の手前にいましたいました巨大猫ちゃん。高さ2,5mあり地面から顔とこまねいている手のみの物なんだけどとても可愛い。

どんな家にも何気に焼き物が庭や玄関先に
置いてあっていい雰囲気です。
小腹が空いたので、途中にあった名物団子屋
さんに寄って一休み。

高さ2.5mの顔と手だけの巨大招き猫・・・デカすぎ(笑)

まるでお城のような石垣と黒壁の建物 (上)狭い路地と坂ばかり(下)廻船問屋
瀧田屋です、中を見学もできます(有料)

片側にビッシリと壺が並ぶ坂 足元には幾何学模様が

ここが有名な土管坂
ふるさとの坂道30選らしいです。でもなんで
30なんだろう?

散歩道の途中あちこちにショップやギャラリー体験型工房がある。今回は特にそういうところには寄らなかったのだけど今度余裕を持って来た時に色々と買って帰ろうと思う。それらの店にも個性がありとにかくいっぱい物を出してこれでもかってアピールしている所もあれば、シンプルイズベストで看板のみで「本当にここ入っていいの」って感じの所もある。でも言えるのは道なりにごく普通にやきものが置いてある、アートな感覚に満ちた街になっていると言う事だ。

途中のギャラリー&お店&工房へ寄って
みると
ここにも陶器の猫が、いえこれは本物です!
登り窯の内部が見学出来るようになってます。 こんな風に仕切られてるんですね〜
初めて知りました。
登り窯最上部の煙突
あちこちに煙突が
その昔、常滑焼が最盛期だった頃、隣町から
遊びに来た子供が、常滑のスズメは真っ黒
なのに驚いたそうです。すすけて真っ黒だった
んだって(笑)
バウムクーヘンと水道管?壁があると色々な
物がアートになっている。土管にレンガに水道
管。


散歩道Aをほぼ走り終えた後に今度はBコースへと入って行くことにした。ここからはある程度距離がある為かほとんど観光客の姿を見ない。Aコースとはまったく違い普通の生活の中の工業製品としての常滑焼の工場があったり資料館がある。でも案内板が適当につけてあるので何度となくコースをロストした。でもその度に直ぐにコースに戻らずにその辺の路地に入り込んだりしながらBikeを走らせた。一度何気なしに気が向いた方にどんどん進んで行って、ふとGPSを見たら予定のルートから1kmも離れていてまた元に戻った。でもほとんど観光客など来ないようなところにもアートなやきものが所々にあるのには関心させられる。

散歩道Aを外れてBコースへしばらく行くと
こんな階段が・・・・
ウロウロと迷いながらも街の中を徘徊中。
古い建物とアートに満ちたいい街でした。
街のあちこちに作品が置いてあります。 駅のすぐ近くにこんな古い宿がありました。

帰りの途中にまたまた小腹が空いたので目に付いた店に入った。たこ焼きを頼んで店内でのんびりしながら店のおばちゃんと話していると、「めじろの干物」のメニューが目に付いた。まさか鳥のメジロじゃないよなと思い、めじろ・・・・???「コレ何?」と聞くと、こっちの方言でアナゴの事をめじろと言うらしい。頼んでみると何も味付けをしていないアナゴの干物を火であぶっただけなのだけど、これがまた美味、ビールが欲しくなる。これ売ってないの?と聞いたが、今日はもう無いんだよ〜って、う〜ん残念。

やきものの街とお別れする時間になってきた。常滑駅に着いて再びBikeを輪行袋に詰めて名鉄に乗りセントレアへ。とりあえずは乗船チケットを購入して大荷物のBikeを置いて散策に出かけた。
色々なお店があって結構人がいたが、今回は特に買い物をする気がしないので素通りして僕はスカイデッキに行く事に。

駅に戻って再びBikeを輪行袋へ 名鉄に乗ってセントレアへ、帰りは急行でした。
せっかくなので空港内を散策。お店に興味は
無いのでスカイデッキに行く事に。
久しぶりに見る飛行場の風景〜そういや
しばらく乗ってないな。

久々の空港の景色、セントレアは初めてということもありちょっと感激。かれこれ3年飛行機に乗ってない、そう思いながらスカイデッキの一番先端へ。ゴーっという音と共に飛行機が離着陸をしている。飛行機マニアの若者がカメラを構えて写真を撮っていた。
でふと別の方向を見てみると、なにやら異様な形をした飛行機が。TVで見たボーイング社の超大型輸送機の通称ドリームリフターがいるではないか。なかなか見る事が出来ない超レアな飛行機を見る事が出来て感激。


なんと幸運な事にドリームリフターを見る事が出来ました。
世界最大級の大型輸送機でまるでナメクジみたいな形が
特徴のドリームリフター。日本国内で造られた飛行機の
主翼部分をアメリカへと運びます。

さてさて、時間が来て高速船に乗り津に向かって出発。帰りの船の中はほとんど寝ていた。
で、津に着いて驚いたのが道路や辺り一面が濡れている事。どうやらこっちは結構な雨が降っていたらしい。ささっとBikeを組み立てて自宅へ向けて走り出したら、いきなりモモちゃんの散歩で来ていたカッキーさんと遭遇。しばしモモちゃんと戯れてから帰宅したのでした。

帰りの高速船がやって来た。 津は結構雨が降ったらしく道路はベチャベチャ
になってました。僕が帰る時には止んでいて
ラッキー。

是非また遊びに行きたい、そう感じさせてくれる常滑の街散策でした。今度は色々と買い込んで帰れるように身軽で行きたいと思います。



SEO [PR] 爆速!無料ブログ 無料ホームページ開設 無料ライブ放送