OutDoor遊び日記

10月5日(金)
秋風に吹かれて宇気郷へ!

今週は比較的仕事が暇で、結構時間が取れたりする。で、今日は一日休みにしたので久々に自転車で走りに行ってきました。今日の目的地は宇気郷、そう松阪の山奥にあって今は地名が変ってしまった所。その昔TVでやっていたレッツドンキホーテでよく名前が出てきてたところだ。そしてヤダサイクルの大将がお気に入りの場所。昔から写真の撮影や髭山登り、そして伊勢山上なんかで宇気郷地区周辺にはチョクチョク遊びに行っていたんだけど、あと宇気郷祭りで仕事で行った事もあったっけ。で今日は自転車で行く事に。
やっと暑さが少しづつ和らいできて、秋の香りがし始めた今日この頃、のんびりと自転車で向かいました。

今年は彼岸花の咲くのが遅い。 こーんな田舎の道をのんびりと、あちこち
寄り道をしながら進んで行きました。
ここにも彼岸花がいっぱい。ずうっと先に見
える山の麓が目的地。
前日の雨の影響で水量が増えてました。
ここは100mぐらい先まで大きな一枚岩です。

しばらくまともに自転車に乗っていなかったこともあるので、ペースを落としてかなりゆっくり目で宇気郷を目指す。30分ほど走った辺りから周りにはのんびりとした雰囲気が漂ってくる。今年は少し遅れて咲いてきた彼岸花が川の土手に一面に咲いていたり、古い家が残る道を通りながらどんどん山奥へと走って行くと、昨日の雨のせいで水量が増した川がきもちよく流れているのが見える。いつもならチョロチョロと水が流れている時の方が多いので、元気良く流れる水を見ると紅葉の時にコレぐらい流れていてほしいな〜って思うのでした。

段々と山へと入って行くと、古い建物が
目立ってきます。変った造りのお宅。
あちこちにこんな感じの古い家が。古いもの
好きな僕にはたまりません。
(上)草むらの中に鳥の巣発見。草のボール
みたいになってます。(下)いつもだと水が
チョロチョロなんだけど、勢い良く流れてて
涼しげ。
これからもっと秋が深まってくると、この辺りの
紅葉はとても綺麗ですよ。

なんとか宇気郷地区に入ってきました。前に見えるのが
髭山で、その昔烽火(のろし)を上げた山です。

しばらく川沿いを走っていくと、旧宇気郷小学校が見えてくる。毎年うきさと祭りがここで開催されていて、以前仕事の関係でうきさと祭りに来て以来、写真を撮りに来たり、髭山に登りに来たり、釣りに来たり、となんだかんだと縁のある土地だった。そんな事を思い出しながらさらに奥へと走っていく。途中あちこちに石仏や道標なんかのかなり古いものが所々にある。特に石で作られた古い物が大好きな僕はいちいちBikeを止めて写真を撮りながら進んでいくもんだから、なかなか目的地に着けないでいた。

途中には昔使われていたと思われる、
旧道があったり
山栗が落ちていたり
古ーい石仏があったり 道標があったりして、たまらんです。

常夜灯もあちこちに有ります。 (上)ドンキホーテのモニュメントに到着。
(下)うきさと食堂で食べようと思っていた
けどおじーおばーの大集団がいてとても
忙しそうだったので、場所を変更することに。
吊橋は無くなっていました。

なんとか目的の場所に到着。でも今日の昼ご飯を食べようと思っていたうきさと食堂では、もの凄い数のおじーおばーが集結していて、食堂の中の様子もかなり忙しそう。コレはダメだなと思い、とりあえず裏の吊橋を見に行ったが、これも壊れていて無くなっていた。仕方なく場所を変える事に。

しかしこの辺は道標の数が異様に多い 帰りは下りがほとんどなので、楽チン楽チン
またまた、石仏が。村の外れには必ずと言って
いいほどこれらの道祖神などの石仏や道標が
有ります。平家伝説の残る歴史の古い土地な
らではですね。
約4800点ものネパールを中心としたヒマラヤ
仮面のコレクションを所有する崑崙舎(こんろ
んしゃ)。アジアの昔からの自然観を大切にす
る舎主の自然観は共感出来そう。要予約だそう
で今日は入りませんでした。
http://www.mctv.ne.jp/~konron/index.html


食事の為に次に向かった先は、伊勢山上。峠を越えて向かうのはちときついと判断したので、とりあえず元来た道をしばらく引き返してからルート変更。少し遠回りになるけど楽チンルートで向かったのでした。そして目的の伊勢山上の飯福田寺のまん前にある、そば屋「悠庵」に到着。以前からあるのは知っていたのだけど入るのは初めて。今までにも伊勢山上に遊びに来た時に何人もの人がこの店にお昼時に入っていくのを見ていて、一度は食べに行こうと思っていたのだった。
ここのそばは全て手打ち。特に全粉のそば、いわゆる十割そばは一日限定10食らしい。限定と聞くと食べたくなるのが人情。幸い今日はお客が少ないらしくて店主に聞くと全粉そばがあるらしいので頼んでみた。網戸になっている窓の下には川が流れていて気持ちのいい風が入ってくる。そんな景色を楽しみながらそばをいただいた。う〜んなかなかのもの。量は少ない物の腰がしっかりしていてそば〜って感じがした(良く分からん)。ゆっくりと味わいながら食べて、蕎麦湯をいただいてくつろいでから次なる目的地に出発したのでした。

やってきました伊勢山上 道端の岩にはイワタバコがいっぱい生えてます。
お寺のまん前にある蕎麦屋の「悠庵」 一日限定10食の全粉打ちのそば。値段も
それなりにしますが美味しいです。
階段を登ってお堂の所から飯福田寺を眺めた
所です。
こちらは裏行場の名物、獅子が鼻。下の家が
小さく見える。

またまた下りをキーンと走って行って

適度なワインディングもあって楽しい。 ちょっと寄り道。ヤマセミが飛び交う小川を
渡る細い橋。お、おちそう・・・・・。
いきなり田んぼのど真ん中にボロボロのバスが

今日の次なる目的地になったのは、平家の里道として整備されているはずのルート。数年前にとれとれのコースに組み込まれて走った覚えがあるが、どんな所を通ってどんな感じだったかはかなり記憶が怪しい。でもとりあえず道標にしたがって入って行く事にした。でもこの道標、行きに確認はしたんだけど肝心の帰り道ではよそ見をしていて見落としてしまい、しばらく通り過ぎてしまっていたのでした。大通りにある道標はしっかりしていても、入っていくとあまり詳しく書いてあるでもなく、何かの資料を持っていないと確実に迷いそうな道で、僕もとにかく林道を山奥へと進んでいった。しばらくすると見覚えのある橋や道の感じで思い出し「あ〜ここだ」って分かったんだけど、奥の方は草がボーボーになってたし斜度もきつくなってきたので、今回は引き返す事にした。

この道標を見落として、しばらく行き過ぎて
しまいました。GPSに入れとくんだった。
入っていくと、いきなり林道ダートです。
構わず登っていくと
段々道が荒れてきて、いきなり二股に。
はてどっちだろう?結局どちらも行けるみたい。
でもその先はどんどん道が悪くなり、しまいには
こんな状況なので、また今度と言う事でUターン。

引き返して、次の目的地にしたのは「なめり湖」。農業用のため池で周囲にはぐるっと散策路がありマラソン大会なんかも行われたりするらしい。春にはサクラが綺麗に咲いてこの辺では地元の人達の憩いの場になっているそうだ。
で、ぐるっと周ってこようと入ったのはいいのだが、舗装路を池の奥まで行った後反対側を通って戻ってくるルートは思いっきりダート。さっきの林道よりもひどくて、ジャングル状態だ。今度は平家の里道とセットで走りに来ようと思い、その時はMTBで来ないとな〜って思った。
とても景色のいいなめり湖、でもここでの船の使用は禁止らしくて、カヌーで漕ぐのもいいかなと思ったんだがダメでした。

なめり湖に寄り道
ぐるっと湖を一周できるみたいなので行って
みることに。
アスファルト道の反対側はダートでした。
今度来る時には絶対にMTBにしようと思った。

帰りの雲出川では、鮎つりさんが何人か竿を出してました。

なめり湖を一周した後は、再び元来た道をのんびりと自宅へと向かった。行きよりもだいぶ風が強くなってきていて、場所によっては追い風で楽チンに走れた。向かい風になる時もあったが、漕ぐのがきついほどのものではなく、汗をかいて湿った服を乾かしてくれて、秋の気持ちのいい風を全身に浴びて走る事が出来てよかった。


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