OutDoor遊び日記

7月26日(木)
海山で天満洞&岩場めぐり!

前日の天気予報では曇り、風もうねりもほとんど無いという事で暑くなく最高のコンディションで漕げるな〜って期待しながら、今回の出発地である海山の大白海岸公園へと荷物満載のビックホーンを走らせた。R42を走っている時にはまだうす曇でいい感じだったんだけど、現地に到着して準備を始める頃には思いっきり晴れになってきたのでした。
この時期、思いっきり晴れるととにかく暑い。なるべくなら曇りで日が陰ってた方が楽なんだけどね。でもみんなの日頃の行いがいいのか、靄が広がって遠くの視界はあまり良くないものの、空は青空ピーカンになったのでした。
本日の目的地は、天満洞(波の力によって出来た自然の岩のトンネル)。余裕があったらダイヤ岩にも寄ろうと言う計画。でも出艇準備をしている間からメチャメチャ暑くなってきて、「これであの沖まで行くとなるとかなりきついよね〜止めとこうか」って初めはやる気なしだったのでした。

今回の出艇場所、大白公園。綺麗に整備さ
れた気持ちのいい所です。無料駐車場、
トイレあり。
ナニ?ここでもクマさん出るんかい?
どこにでもおるやっちゃな〜。
カヌーに優しい小さな玉砂利のビーチから
出発。砂のビーチはファルトは後が大変だ
からね。
2人はフジタのファルトで僕はリジットのスリップ
ストリーム。2人はただ今組み立て中〜。

準備を終え玉砂利の浜から出発、準備の時にあれほど暑かったのに漕ぎ出してみると気持ちのいい風が火照った体を冷やしてくれる。おまけに今日はベタ凪でまるで湖のような水面を滑るように進んでいく。
準備中にはあまりに暑くてダイヤ岩は辞めておこうかと言っていたのだけど、漕ぎ進んでいくと結構近くに見える。せっかくだから寄り道をしていく事にして針路変更。結構あっという間にダイヤ岩に到着したのでした。

大白海岸を後に出発のwestyさん。 鏡のような水面を漕ぎ進むバロンさん。
本当にこれ海なの?ってぐらいベタ凪。
結構近そうに見えたので行ってみました
ダイヤ岩。
大きな二つの岩?小島?で出来ています。
浜は無いので上陸は不可。

名前が名前だけにどんなに凄い岩なんだろうと思っていたが、別に普通の岩と言うか小島だった。でも二つの小島の間が水路のようになっていて通り抜けられる。当然その水路を進んでいくとその先にはロックガーデンが広がり頭の上を大型のツバメが群れをなして飛びまわっている。おそらくアマツバメと思われるそのツバメは特徴のある鳴き声を発しながら凄いスピードで僕らの頭上を飛び交っていた。
今日のようにほとんど波の無い時でないと岩の間を通って遊ぶのは結構きついだろう。このダイヤ岩、浜がまったく無いので上陸は厳しい。とりあえず岩の間を抜けたりしながら一休みした後、目的地の天満洞に向けて再び漕ぎ出したのでした。

島と島の間は抜けられます。波の高い時は多分きびしい
と思う。水路のような島の間を抜けていくとそこには

島の間を抜けた後は、ロックガーデンで岩場
見物。変った大きなツバメが飛びまわって
いました。
さあ次は天満洞に向けて行くぞ〜!って
もやってていまいち良く分からないけど、
向こう側の半島まで行くんだよね〜
まずは和具の浜の白い砂浜を目指して、
進んでその後やや左に針路変更。
写真では結構鮮明に写っているが、肉眼
ではかなり分かりにくかった。
やっと見えてきた、天満洞

景色が靄っていて目的の天満洞の場所が分かりにくかったのと、弱い風と潮の流れからバウが左へ左へと流れるのでまずは和具の浜のひときは白い浜を目指して漕ぎ進み、目的の場所の検討が付いてから少し左へと針路変更。普段は岸沿いのところを漕ぐ事が多いので久々に陸から約2kmの海の真中を漕ぎ進むのは漕ぎがいがあった。次第に天満洞の横のビーチが見えてきて、陸地に近寄ってきた頃にやっと大きな穴が姿を現したのでした。

涼しい風が通り抜ける天満洞の中を
漕ぎ進む。
(上)久々にでかいのを通れた〜
(下)天満堂の向こう側に穴ぼこ発見。

念願の天満洞に到着、早速くぐってみる。穴の中は気持ちのいい風が通り抜けていていつまでもその場所で眺めていたい衝動に駆られる。穴を通り抜けてその先にある岩肌の穴を見に行ってみたがとてもカヌーが入れる大きさではなかった。しばらくウロウロとした後昼休憩のために天満洞横のビーチに上陸したのだった。

さすがにコレは入れんだろう〜。 またまた天満洞を通って、直ぐ横のビーチに
戻りました。
念願の天満洞を通れてご機嫌のwestyさん。 浜に上陸して昼食&お遊びタイム。
昼食後はお昼ねの時間。この後潮が満ちてき
て波をかぶってました(笑)
朝早く出てきたバロンさんもグッスリ。
昼寝の後はスイミングタイム!
キュウセンやソラスズメダイなど青系の魚
の数が和具の浜よりかなり多い。
黄色と黒のシマシマタイガースカラーの
カゴカキダイが群れて足元にまとわりついて
来る。刺身がウマイらしい。
潜る潜るwestyさん。 水の透明度もなかなかのもの。
魚影も濃いしかなり楽しめます。

簡単にコンビニおにぎりで昼食を済ませた後は、みんな揃ってお昼寝タイム。その後は当然お魚観察の時間。一人又一人と準備をして海へと入っていく。ここはとても魚影が濃い、去年和具の浜で泳いだ時よりも数段上だ。キュウセンやソラスズメダイやカゴカキダイが群れをなして泳いでいる。しかも足元にやたらとまとわり着いてくるのだ。どうやら岩場に立った時なんかに足で岩の上のコケを引っ掻き回したりして水中にただよっている物を突いて食べているのだ。かなりの時間ビーチで過ごした。本当ならもっと遊んでいたいがとりあえず場所を移動する事にした。

次なる目的地に向けてシュッパーツ!

帰りは沿岸沿いを漕ぎながらあちこちに点在する海食洞窟を片っ端から覗いていった。この辺りの洞窟は大きさはあまり無く奥が浅かったり幅が細くて入れないような所ばかりだったが、静かな波のお陰でかなり近くまで寄って見る事が出来た。そんな中でも一つすばらしいところを見つけた。
かなり幅の狭い入口から覗いてみると、奥に結構長い。少し波の影響があって僕のスリップストリームでは不安なのでwestyさんに入ってもらったところ、中は水中で外とつながっているらしく、緑色に水面が光っていてまるで青の洞窟のようになっているとの事。続いてバロンさんも見てきたがとても感動していた。この時ばかりは安定感のあるフェザーで来ればよかったと後悔したのでした。
でもこの洞窟、少しでも波が立っていると入れない。かなり貴重な洞窟だと思う。大体の場所は覚えているがGPSにポイントを記録するのを忘れた為、今度もし行ってもどこにあったか分からなくなりそう(涙)。

目に付いた穴ぼこを片っ端から覗きに
まわって行きました。
こんな形の穴や
こーんなのも、でもなかなか中へ入れる
ものはありませんでした。
うおー狭い〜!パドルを縦にして入って行くと
底がつながっていてまるで青の洞窟〜
よっぽど凪の時じゃないと入れません。
Photo by westy
あっちこっちに穴ぼこがあって楽しい〜!
コレは絶対無理だよ〜。 こっちは日陰になって涼しいよ。
ちょっと一休み。

そんなこんなで、大白の海岸に近付いてくると段々とゴミが増えてきた。洞窟の入口もゴミだらけで入るのをためらわれるほどだった。台風の影響であちこちから流れてきたものが溜まったのだろう。
このまま帰るには時間が早すぎるので、出発地点の直ぐ横の浜に上陸して一休み。僕はとりあえず釣竿を出してワームを引っ張ってみたがまったく当りが無いのですぐに止めて昼寝することにした。
この浜も玉砂利の浜で太陽の熱を蓄えており、ねっころがると暖かくてとっても気持ちがよかった。じゃあこの玉砂利に埋ったらもっと気持ちがいいかも知れないと、自分に石をかけているとwestyさんが面白がって僕が完全に埋るまで乗せてくれた。でも、これがまた気持ちいい。少々重たいが石が蓄えた熱がおそらく遠赤外線効果で体をドンドン温めてくれる。温まりすぎて直ぐに体中から汗が噴出してきた。これかなり体にいいかも。

大白海岸の隣の浜に上陸してまたまた
お昼寝〜。
玉砂利が温まってて気持ちいいんです。
ならばとやってみました玉砂利浴。
小石の熱が体に伝わって来て本当に
お風呂に入ってるみたいで直ぐに汗が
出てきました。体に良さそう。
動けないのをいいことにこんなことまで・・・・・
石焼き目玉〜、暑いって!
直ぐ横の浜なのであっという間に大白海岸
に到着します。
ならばと、おおちゃくして足を上げたまま
漕いでいくwestyさん(笑)

今回の行程です。マップをクリックすると
大きくなります。

とまあ、色々と遊べたツーリングでした。今日明日は海山の大白神社の祭りで花火も上がるらしかったのだけど、時間の都合で見れなかったが、十分海山の海を満喫した一日でした。又今度例の青色洞窟を探しに来てみたいな。


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