OutDoor遊び日記


3月28日(金)
歴史散策、
室生の里で撮影サイクリング!


特に今、何が綺麗だとか何が見頃だとか言う時期ではないんだけど、ただなんとなく行ってみたくなって奈良県の室生寺に行ってみた。
朝、10時発(笑)R165を上っていく。約1時間半で到着。新しいトンネルのおかげでずいぶんと国道からのアクセスが楽になったもんだ。室生寺の手前にある龍穴神宮の近くの駐車場に車を置いてスペシャ号で出発だ。ここのところカメラをいじってなくて久々に手入れをしていたら無性に写真を撮りたくなってきて、今回はザックにカメラとレンズを詰め込んでのお気楽撮影ポタリングのつもりだった。
まずは目の前の龍穴神社を散策。この神社は室生寺よりも古く室生寺が出来た当初は龍穴寺と呼ばれていたそうだ。バカでかい杉の大木が何本もあり歴史を感じさせてくれる。
龍穴神社横の大杉、ビックホーンがミニカーみたいに見える。  室生の歴史は龍穴神社から始まると言われる古い神社です。室生寺よりも前にこの地にあるそうです。
連理の杉といわれるいわゆる夫婦杉です。根の少し上の部分でつながっているんです。ちょうど小さな鳥居のところから向こう側が見えています。 龍穴神社から5分ほどで室生寺の入り口に到着。
案内図でも奥ノ院はかなり上の方に書かれています。さて頑張って登るとしますか。 立派な仁王門をくぐって、中へと入っていく。
仁王門をくぐってすぐの石段。ここの両脇には石楠花(しゃくなげ)がず〜っと植えられており花の時期には観光客でにぎわいます。 (上)撮影をしていると、わらわらと白服のおばちゃんたちが大勢やってまいりました。(下)えっちらおっちらと足の悪い人も頑張って登っていました。
次々と順路を進んで行くが、しばらくは集団の後を追う形となりスムーズに進めなかった。  古い神社仏閣の屋根の曲線はなんとも言えない気持ちよさがありますね〜。ん、分からん?僕だけ?

続いて本命の室生寺に向かう。入り口の太鼓橋を渡った所にBikeを置かせてもらい、歩いて室生寺散策だ。山門をくぐり先へと進んでいくと目の前に、まだ花のさくには早い有名な石楠花の石段が見えてくる。しばらくそこで写真を撮っていると、後から来た白服の集団とそれを案内している坊さんが前を通っていく。
しばらくはその集団と共に参拝路を進んでいたが、膝の悪い方達も何人かいてゆっくりと石段を登っているので、「だいじょうぶですか〜手を貸しましょうか」と声を掛けたが「ありがとう、まだなんとか登れるでええわ〜」と頑張って登ってみえたので僕は先を急いだ。
金堂、本堂、五重塔と進んで、奥ノ院まで写真を撮りながら一気に登りつめた。さすがに最後の奥ノ院への石段はこたえた。
(左)石塔に刻んである年号は聞いたことの無いものがほとんど(中)ドンドン石段を登る。(左)さらに奥へと進み奥の院へと続く石段。子供の頃にこの石段の段数を数えた覚えがあるな〜。
清水寺を思わせる舞台造りの位牌堂。 かなり急傾斜の階段を登りきった所にあります。
ひととおり境内を巡った後、戻ってきました。桜もちらほらと咲き始めていて満開になったら綺麗でしょうね。  橋の袂にある橋本屋旅館の食堂でお昼にしました。
山菜定食。季節の山菜をおいしくいただいて一休み。

早々に室生寺を降りてきて、太鼓橋の目の前にある橋本屋旅館でおいしい山菜定食をいただいて一休み。
次なる目的地、大野寺の大磨崖仏を見るために川沿いの道を進んだのでした。近鉄 室生大野駅のすぐ近くにある大野寺まではほとんどが下りで気持ちよく走ってこれたのだけど、帰りの登りのことを考えると少し気持ちがブルーになる。
しばらく走りR165との交差点を過ぎて少し行くと、川の対岸に大きな岩盤をくり貫いた大磨崖仏が見えてきた。入山料200円を払って大野寺に入る。そこにはとても立派なしだれ桜が二本あり、後もう少しで開花しそうにつぼみが大きくなっていた。これが満開になったらさぞかし綺麗だろう。
大野寺のすぐ近くに茅葺き屋根の建物があり、何だろうと思って入り口を見てみるとメニュー表があった。どうやら甘味処のようだ。おいしそうなメニューが書いてあるが、次回のお楽しみと言うことで今回は通り過ぎた。
室生山上公園の近くの地滑り防止体験施設にある螺旋階段を降りていくと・・・・・  チャラララ〜チャラララ〜♪世にも不思議な世界へ〜(笑)
いまいち詳しい地図が無いまま、川沿いの道路を川の流れに沿って走っていくことに。  道路の壁面に色々な種類の木を使ったアートな模様が。

葛切り やまが
漆作家が開いた甘味処で、昔懐かしい茅葺き屋根の建物が何とも印象的。目の前には宇陀川が流れ、耳を澄ませば、せせらぎの音が奏でる心地よいリズムに気持ちも和む。ここの自慢は、つるりとした喉ごしの『葛きり』(1200円)。和三盆糖を使った蜜が葛本来の旨みを引き立て、上品な甘みを醸し出している。  とガイドにありました。
雨が降ってきたので素通りしましたが、寄ればよかった〜!この次は絶対によろうっと。
大野寺の川を挟んだ対岸の岩盤の掘られた磨崖仏。高さは高さ13.8mの凹みの中に11.5mの弥勒仏が彫られています。川の向こう側、つまりあの世から弥勒菩薩様が見守られているという象徴らしいです。
磨崖仏と共に知られる大野寺 681年に開かれた歴史あるお寺です。
入山料200円を払って中を見せてもらうことに。
とても古い造りの家屋には今は珍しくなった手漉きガラスがいちめんに張られたガラス戸が。今のサッシのガラスと違い映る景色がゆがんで見えてなんとも味があります。  大きな枝垂桜が今にも咲き出そうと言わんばかりにつぼみが大きくなっていました。これが満開になった時にもう一度見に行って見たい。

帰り道は、まったく同じ道を通っては面白くないと思い、行きにチェックしていた東海自然歩道へと途中で入っていく。入り口に家族連れがいて小さな子供もいたのでひょっとして結構楽な山道なのかもと思い進んでいったが、どうやらさっきの家族連れは入り口から少しのところで遊んでいただけだったらしい。ドンドンと傾斜がきつくなって行きガレガレの道が続いていく。おまけに途中から雨が降り出した。
大きな杉が立ち並ぶ木陰でしばし雨宿り。少し雨が弱くなったところで再び出発だ。この道は昔道路が出来る前に使われていた参詣道もしくは生活道だったのだろう。単なるガレ場だと思っていた道がしだいに石畳へと姿を変えていく。綺麗になりすぎた熊野古道よりも味があっていい雰囲気だ。しかし延々と続く石畳の登り。フラットなら乗車して進める所だが、荒れた石畳で押して登らざるを得ない。おまけに雨で石に付いたコケが滑る滑る。
帰り道に見つけた東海自然歩道の案内板。同じ道を通って帰るのもなんだから、ちょっと行ってみようと色気を出したのが・・・・・  初めのうちはジープロードでなんてことなく楽勝だったんですが・・・・・
段々と足場が悪くなってきた。ガレガレ 昔から使われていた峠越えの古道。石畳が続いており、コケで滑って歩きにくい。
いったいいつまで続くんだ〜、途中で雨宿りしたりしながら先を急ぎました。  やっとのことで、門森峠に到着。ここからは下りで楽かな?
(上)下りは下りでツルツルの石畳に恐怖を感じながらそろりそろりと下って行く事に。(下)下り終えると山上公園に出てきたのでした。  集落の中を通って室生寺の前まで下り、そこからは龍穴神社まで戻りました。


途中で、大野駅まで行く初老の団体とすれ違ったが、足元が悪くよろよろと下って来る姿はとても危なっかしかった。なんとか峠までたどり着き後は下りで楽が出来ると思いきや、滑る石畳やガレのせいでかなり慎重に下らざるをえなかったのだった。
でもなんとか下り終え、室生寺の前を通り車のとめてある駐車場へと無事戻れたのでした。
帰宅後の仕事には十分間に合って、仕事の合間のお遊びにしては結構ハードになってしまったのでした。



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