OutDoor遊び日記

4月10日(木)
ちょいと電車で花見散歩!


今日は夕方まで仕事が空いていた。でもあいにくの天気。ザーザーともの凄い音をたてて雨が降っていて出かける気を無くしてくれる。そこでふと思いついた、三重県は雨が強いみたいだけど、奈良県ならどうだ、そこでアメダスの雨雲の予想を見ると、昼ごろには雨雲の切れ間が出来て何とかなりそう。まあ雨が降っていても人が少なくなっていいのではと思いカメラを持ってふらっとお出掛けすることにしたのでした。
今日は久々に電車に乗りたくて、近鉄伊勢中川駅の駐車場に車を置いた。行きはここから名張まで特急を使い乗り換えて室生口大野駅で下車。先月の終わりに室生寺周辺を周ったときに見つけたお寺の枝垂桜が満開と聞きやってきた。
別に車で行っても良かったんだけど、なんだか電車に乗りたくて(^^ゞ名張まで特急で行ってそこからは急行で3駅。 室生口大野駅に到着、ホームからは散り始めの桜と少し離れた所に大野寺そして磨崖仏が見えていました。
駅からは一本道、てくてくと坂を下って行きます。 道沿いには古い家が立ち並んでいます。よく見るとこの家の窓も手すきガラスですね。
ひときわ花がにぎやかに咲いている所が見えてくると、そこが大野寺です。  綺麗な花がいっぱい咲いていて、前回来た時とはまるで雰囲気が違うお寺になっていました。

駅に着くと雨は止んでおり、持ってきた傘がとても邪魔に思えてくる。駅からはものの5分で大野寺に到着。お寺の周辺でも桜があちこちで咲いていて、“超満開散り始め”の僕が一番好きな状態。
お寺に着いて、いきなり出迎えてくれる樹齢300年の枝垂桜は圧巻だ。すぐ近くで見ることが出来るのだけど、まるで花びらの雪崩のよう、それが風になびいて桜吹雪が起こる。
しばし境内のあちこちに植えてある綺麗な花を付けた木々を見て撮影をしながらのんびりといつまでも見ていたい気になる。
境内には大きな枝垂桜が3本あり、中でも山門横の枝垂桜は樹齢約300年だそうでとにかくすばらしい。小さなお寺ですが奥の方まで庭木が植えてあり、今が盛りと花を咲かせていてあっという間にフイルムを一本撮り切ってしまった。
晴れているとすごい人になるそうで、今日は終始人はいましたが、桜の全景を撮れる時もありました。  (上)枝垂桜と磨崖仏を一度に見通せる場所もありました。(下)ガラス窓に映った枝垂桜。
小さな庭を散策。所狭しと植えられた木々が花を付け、とてもにぎやかな雰囲気でした。  川の対岸の磨崖仏を借景にして拝めるお堂が建てられています。

いつまでもそこに居座っていても仕方が無いので、次なる目的地の甘味処の“やまが”に行くことに。こちらも歩いて大野時から5分ほどで着く。古い茅葺きの屋根の家をそのまま利用したお店。そこで葛きりをいただいてのんびりと部屋から目の前を流れる川を眺めてしばしくつろいだ。
しばし、撮影したりのんびりと桜の散るのを眺めたりした後、次なる目的地へ。  走って3分歩いて5分の所にある甘味処“やまが”です。茅葺きの家をそのまま利用して商いをされています。
少し肌寒いけど障子は開けっ放しで、目の前に流れる川のせせらぎを聞きながらちょっと季節外れの風鈴の音も風情があっていい。  玄関からそのまま座敷に上がりこむ形で座卓が並んでいます。まだ少し寒いので火鉢が置いてあるのがまたなんともいいですね。
葛きり(1200円)をいただきました。黒糖の蜜につけていただくだけの単純な食べ物ですが、厚みがあってすごくモチモチした食感がたまらない。お持ち帰りのメニューもありました。  しっかりと積み重ねられた萱。この萱は曽爾高原の萱でしょうかね?

その後は駅まで戻り、急行で帰ってきた。10時に家を出て帰宅したのが3時前、ちょっと離れた所でお散歩といった感覚で行ってこれた。山の方ではまだまだこれから見頃になる桜がある。まだあと二箇所ほど行ってみたい桜の名所があるんだけど、今年はいけるかな〜。


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