2月19日(木)
ブナの森を散策!
ようやく体調が戻ってきたので今日は仕事も休みだしちょこっと出かけることにしました。でもまだ本調子ではないし、ゆるいながらも冬型の気圧配置になって寒いので自転車は止めといた。で今日はどこへ行ったかと言うと、標高1000m以下の場所では本州最南端のブナ林を散策する為に青山高原へとお出掛け。 一昨日降った雪の影響があるかな?と思ったんだけど道路はまったく雪も無くカラカラ状態。一部道路脇の日陰に雪が残っているだけだった。 三角点の駐車場に車を置いて、奥山愛宕神社へと山を下っていったのでした。歩き始めていきなりうっすらと雪化粧しており、単なる杉林の中の道が綺麗に見える。特に急ぐ予定も無いので、今日は途中で写真を撮り撮りのんびりと歩いて行く。 |
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三角点の駐車場に車を置いて出発! | うっすらと雪化粧してます。 |
今回の目的はウッドウォッチング、そんなの聞いたこと無い(笑)。 | 雪が無いと何の変哲もない杉林。 |
(上)木々が覆いかぶさるように頭上を覆う。(下)しばらく進むと周りにブナの木が増えてくる。 | 寒いこの時期でもブナは見ていて飽きないです。 |
ここの所ちょっとはまっている、変わった形の木の撮影。段々とブナが増えてくると周りの景色が一変する。木の真ん中に洞が空いたものや、幹の途中で大きく曲がったものなどなど見ていて飽きない。 そんなこんなで、いつもよりもかなりゆっくりペースで愛宕神社に到着。 神社に降りる最後の石段に雪がのっており、鎖は横にあるのだが足を滑らせると、はるか下の方までサスペンスドラマのように落ちていってしまう。ちょっとビビリながらゆっりと足を進めたのでした。 御手洗場で手を洗おうとすると、柄杓やそれを置く場所も凍っていた。手を洗うとかなり冷たい、最後に口をゆすぐ為にその水を口に含んだら、頭がキーンとなった。寒いわけだ。 |
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大きな洞の空いたブナ。それでもこの木は生きてるんですよ、雨宿りできそう。 | (上)グネグネしてます。(下)冬の色の無い景色の中にいきなり朱色の建物が見えてきます。 |
御手洗場は思い切り凍ってました。 | カエルさんがいっぱい並んでお出迎え! |
お参りを済ませた後は、一旦神社から下へと降りて小屋で昼飯にすることにした。しかし、ここから下の石段も雪が乗っている。場所によってはかなりデンジャラスになってたりする。両手が空いていればそれほど怖くないだろうけど、カメラバックとF4とD70をぶら下げているので、転んでカメラをぶつけたらえらいことになる。なのでどうしても片手がふさがるからおっかなびっくりへっぴり腰になってしまう。 下のほうは斜度が緩くなるので安心して歩けた。参道入り口近くに小屋が一つ建っていて、中には囲炉裏もありゆっくり出来るようになっている。でも今日は風も吹いてないし、それほど寒く感じないので縁側でのんびりと昼ごはん。 |
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滑る石段を降りて行く。 | 綺麗にくり貫いたような木、でもこれ自然に開いた穴なんですよ! |
降りてくると石段の斜度も緩やかになる。 | 可愛い顔の狛犬がいます。 |
囲炉裏のある休憩所。薄暗くて壁はススだらけ。 | 風も無いので今日は縁側で昼飯。 |
今日の僕のお供のカメラ達。Nikon F4 Nikon D70 PENTAX auto110 そしてこの写真を撮ったPENTAXOptioW20。何でそんなにいっぱいカメラ持って行く必要があるんでしょうね(笑)。 | |
休憩場所の近くにあった氷の芸術の数々。 | |
しばらく休んでから再び神社まで戻ってさらに戻って行く。帰り道では森のエビフライ(リスが松ぼっくりを食べた跡)を探して歩いた、最初にいっぱい落ちていたのはいまいち形が悪かった。エビフライの形にはなってなくて何だかがっかり。でももうしばらく行った先に念願のエビフライがごっそりと落ちていた。 しかし、何で同じ松ぼっくりでこんなにも食べ方が違うのか、とても疑問だ。ひょっとすると、シマリスと本土リスで食べ方が違うのかな? |
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帰り道の途中で見つけたキツツキの食痕。 | 初めに見つけたリスの食べ残し。でもこれはエビフライになってない。 |
しばらく進んだ先にありました、森のエビフライ! | でもなんでこんなに↑と形が違うのかな?シマリスとホンドリスの食べ方の違いかな? |
この先の斜面を鹿がピョンピョン飛んで逃げていきました。 | しばらく熊笹に隠れて待ってみたけど、ダメだった。 |
だめもとで鹿の声のする方へと入って行くと、ピョンピョンと5〜6頭の鹿が逃げていってしまいました。写真には写ってません(涙)。 | 遠く奈良の山々も見えていました。これは兜岳かな? |
エビフライを拾い集めて写真を撮っていると、少し先の森の中から「キョーン」とシカの鳴き声が聞こえたので、声のした方に行って見た。すると1頭の鹿がぴょンぴょんと跳ねながら斜面を降りていった。でもまだその鹿が出てきた方から声が聞こえる。まだいるな!と思って熊笹の間に身を隠して望遠レンズに取替え、しばらく様子を見ているがなかなか姿を現してくれない。逆に警戒の声をず〜っと発し続けている。いい加減痺れを切らして、逃げてもいいからもっと鹿の方へ行ってみようと思い、熊笹を掻き分けて声のするほうへ進んだ。すると何頭かの鹿がピョーんピョーんと軽やかに飛び跳ねながら森の奥へと逃げて行く。僕も負けじと追いかけるが追いつくはずも無く、そのほかにもいた鹿達も一斉に逃げて行く。全部で5〜6頭の鹿がいたようだ。杉の木々の間にチラッチラッと鹿の白いお尻が見え隠れするが、カメラに収めることは不可能だ。 しばらく、鹿を待ったが出てくる気配も無いので駐車場に戻ることにした。 |
東海自然歩道へ少し入ってみると、スギゴケが雪に埋まってました。 | 道がスギゴケだらけで、毛布の上を歩いているみたいでした。 |
自然の中でこういったゴミを見るといい気分はしないが、ここまで古いものが見れるとなんだかちょっと感激してしまう。アサヒビールのスチール缶。 | 三角点の展望台から眼下を望む。 |
今はもうやってないレストランのガラスを使ってセルフポートレート。 | |
思っていたほど、今日は花粉の症状も出なかったし比較的快適に森の中を散策できた。また今度鹿と新たなトレイルを探しに来ようかな。 |
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