OutDoor遊び日記

5月8日(金)
お寺巡りと路面電車!


今日は平日のお休み!連休中そこそこ仕事をしたのでとりあえず骨休め。
でも昨日までの雨の影響が、今朝になっても無くならずマックの散歩の時にはまだ雨が降っていた。
この後、天気が回復してくるらしいけど、今の状態じゃトレイルに走りに行ってもドロドロになるのは目に見えてるし、H山なんかに行ったらトレイルを傷める原因になるので、今日はやめ。
じゃあどうしよう?
たまたま朝見ていたTVで、京都の東寺で春の宝物館特別公開の期間中で五重の塔の内部も見れると言う事をやっていた。
その時のおばちゃんが「こんなにすばらしい物がいっぱい見れて感激です!」と言うまるで通販チャンネルのようなコメントに思わず乗ってしまい「そっか〜、じゃあ久々に京都に行ってみようかな」と簡単に決めたのでした(笑)。
散歩から帰ってきて朝7時から、ネットで色々と調べた結果大体の予定が決った。
車のナビが壊れて使い物にならない時に、まったく土地勘の無い京都を車でウロウロするだけの勇気は持っていない。

で、今回のテーマ!「極力CO2排出量を少なく、お金をかけず、国宝を見て、路面電車に乗る(笑)」。

と言うことで今回も名阪国道を柘植まで走り、JR柘植駅の一日300円の駐車場に車を置いて、普通列車で草津まで。そっからは東海道線の快速列車で京都へと向かう。柘植から京都までの運賃は950円なので京都までの移動は駐車場を入れて往復で2200円(車の燃料費は別)。
まずは車でJR柘植駅まで行きました。 草津まで普通列車で行って、そこからは新快速で京都まで。
右も左もわからないので、京都駅からEZナビウォークで一本裏を通ってテクテクと歩いて移動。 個人商店が所々にあって生活感を感じられていいです。

京都駅に到着してからは携帯のezナビウォークを活用して約1.5km歩いて東寺へ。
まず敷地内に入って目に入るのが大きな五重塔。現存する日本の古塔の中では一番高い塔。
順路に従って入り口から塔の中へと入ると、一階部分をぐるっと一周して四体の仏像を見ることが出来る。
心柱の最下部の基礎部分との接合部も見ることが出来て、当時の建築技術の凄さにただただ感心してしまう。
その他にも、金堂や講堂には国宝の仏像がもの凄い数あるんです。

仏像がどうのこうのといった事は僕は仏像マニアではないのでよくは分からないけど、ただ見るだけで引き込まれる何かがあり、すべての仏像を見て出てくるのにかなり時間を費やしてしまった。

今日はラッキーだったのか、修学旅行の団体も一校だけでしかも東寺を出るときに入れ違いになっただけだったのでよかった。それ以外も観光客の量もそれほど多くなく、実にスムーズに見て周ることができた。
そのせいか思いのほか長い時間東寺で過ごしてしまい、寺を出た時には2時近くになっていた。
1.5kmほど歩いて東寺に到着。入ると五重塔がすぐに見えてきます。 新緑の季節になってきました。
国宝 五重塔 高さ55m。ツツジも咲きそろってとても綺麗でしたよ。 (上)重文 講堂の中には国宝の仏像がいくつも。(下)国宝の金堂は桃山時代の代表的建築。
建物や仏像をゆっくりと見て周ったので、思いのほか時間をとってしまい、次の目的を忘れるところでした。
春の宝物特別公開は3月20日〜5月25日 秋は9月20日〜11月25日です。

そこからは再びezナビウォークを活用して約2.5km離れた通称嵐電(京福電気鉄道嵐山本線)の四条大宮駅まで徒歩移動。何度かすぐ横を走って行く市バスに乗ろうかと思ったが、「まあのんびり行けばいいか」って事でそのまま駅に到着。
ここからは路面電車で移動。現存する京都唯一の路面走行区間のある電車だ。

近年、CO2排出量削減の見地から、再び脚光を浴びつつある路面電車(ライトレールウェイ)。車のドライバーからすると厄介な存在ではあるが、京都には似合うと思うんだけどな〜。
10分に一本あるので、待ち時間も大した事は無い。すぐに次の電車がやってくる。区間中どこまで乗っても200円ってのもいいよね。
使えなくなった歩行者用の階段、柵で覆ってありました。 街中には色んなオートバイが駐車してありました。まるでナメクジのようなスクーター。
てくてくと歩いて移動中に色々なお店が見れます。美味しそうなお漬物の匂いがしてきてました。  東寺から約2.5km歩いて嵐電の四条大宮駅へやってきました。ビルの一階がホームになってるんです。
乗ってきたのがこの車両。電動で運転席上のミラーが動くんです。  すぐ横には今から出発するチョッとレトロな感じの車両が止まってました。

とりあえず、終点の嵐山まで行きました。ただそのまま帰ったのでは面白くないので、せっかくだからすぐそばの天龍寺へと足を運んだ。

前回来たときは紅葉の真っ最中で、トロッコ列車に乗って来たんだけど、綺麗な天竜寺の庭も人だらけでなにを見に来たかが分からないほどだったので、あまり良い印象は無かったんだ。
でも今日は、まったく違った。連休明けと言うこともあったんだろうけど(一部の人はまだ連休だけど)、庭に入り腰を下ろしてゆったりと眺めることが出来る。
駅を出ると目の前にえびす屋さんの人力車(新婚旅行の時に浅草で乗った)がいました。
京都大学とのコラボで電動アシスト付き人力車も発表し、人力車の新たな道を開拓しています。
 そのまま折り返して帰ってはあまりにも面白くないので、以前訪れた事のある天竜寺に行く事に。
ここでもツツジが満開でした! 以前来た紅葉真っ盛りの時は、人人人でもの凄いことになっていたんですが、今日はとてもいい時間が過ごせました。

しばらくゆっくりとしていると、観光客が一旦途切れて、綺麗なアトリの声やウグイスの声が響き渡り庭の景色と一体となり極上の時間を提供してくれた。
今回は龍の絵(天井の絵は特別なので、今回はふすまの龍)も見れたし、満足満足で再び嵐電に乗って四条大宮駅まで戻ったのでした。
建物の中を拝見しながら周りの景色を楽しむ事が出来る。  (上)観光客が見えない時があるなんて、思っても見なかった。(下)鳥の声を聞きながら庭の美しさを堪能できるとは、以前来た時とは大違い。修学旅行生はゼロ!
あちこちで咲き誇るツツジと新緑のコントラストがとても心地よかったです。 お寺の塀です。古い瓦を再利用して作られているんですね。
今回のカメラ達、Nikon D70、Leica Vf、PENTAX auto110 の大中小トリオ。何でそんなにカメラがいるの(笑)。
そう言えば嵐電お降りてすぐの時にトイカメラのHOLGAで撮影している女の子がいたっけ。
帰りは“化け電号”でした。鬼太郎の絵が車体に。 行きはまったく写真を撮れませんでしたが、帰りは運転席横のかぶりつきで、まるでてっちゃんのように写真を撮ってました(笑)。
路面電車に乗ったのは高校の修学旅行の時、長崎で乗ったちんちん電車依頼でした。京都ではこの路線が唯一路面を走る区間を持っている電車です。  車の立場から言うとややこしいし邪魔な存在なんでしょうが、僕は京都に似合う交通機関だと思うんですけどね。

さてここからは再び徒歩でナビを活用し約3kmを移動。わざと大通りから一本入った道を歩いて行く。途中で東本願寺の中を通り抜けたが、5時13分の京都発 柘植行きの電車の時間が迫っていたので特に寄らずに通過。
この時間を逃したとしても電車はあるんだけど、京都から柘植まで乗り換え無しに直通の電車はこの時間帯ではこれ一本だし、これに乗れば寝過ごすこともない。
この路線上、最もデンジャラスな駅!黄色に塗られた中央分離帯の出来損ないのような一段高い場所。これが駅なんです(笑)。  四条大宮駅に到着すると、出待ちの“うずまさ号”が待機していました。色々なバージョンがあるようです。
四条大宮駅からは再びEZナビを頼りに徒歩で3kmほど歩いて京都駅へと向かいました。途中、西本願寺の中を通り抜け。  間に合うかな〜って、思いながらだったのでゆっくり見ることが出来ませんでした。
出発10分前に京都駅に無事到着できました。 京都から柘植まで乗り換えなしで帰れるのがこの列車。。おかげでぐっすりと夢の中で戻って来れました。

無事、発車時間の10分前に到着。

始発駅なので客数は多いが余裕で座れる。さてここからはゆったりとi podを聞きながら眠りの世界へ。
1時間ちょっとのお昼寝?タイムを終えて、柘植駅を出て車に乗り換え帰路へ。
朝10時に出発して、午後7時過ぎに帰宅。
いいものがいっぱい見れて満足な一日でした。


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