OutDoor遊び日記

11月3日(火)
曽爾は寒かった!


今日は朝一の仕事を終わらせた後、写真を撮りにお出かけ。
最近“Nikon F3”を買ったばかりで写真熱が沸騰しまくっているwestyさんと共に津市のそぐお隣、奈良県宇陀郡曽爾村の曽爾高原へ行って来ました。
「一眼レフでオーロラを撮りたい」とwestyさんは言う。その為にフイルムのカメラをきちんと使えるようにしておかなければならないとのこと。僕の教えられる範囲でよければと、久々にカメラを出してきて
いじっていると、僕もなんだかまた写真を撮りたいな〜って気持ちがムクムク。
「で、どこに撮りに行こうか?」「しばらく行ってない曽爾に行ってススキでも撮るか」ってんで一路車を走らせたのでした。

美杉を抜けて、奈良県に入り御杖村を過ぎ曽爾村へと進む。目の前に鎧岳の雄雄しい姿が見えてきてすぐ、だんだんと前を走る車の数が増えてきた。「ひょっとして」と思っていたら、案の定みなさん“曽爾高原こちら”の看板の立っている角を曲がっていく。
そしてのろのろと高原の駐車場まで進んでいく。「ひょっとしたら駐車場いっぱいかも」と思ったが、タイミングが良く一番上り口の近くの駐車場の近くに止めることが出来た。でもかなりの車の数だ。

車の外に出ると、ずいぶんと気温が低くなっている。走っている途中に車の外気温を確認したときに5℃と出ていたので、まさか〜と思っていたが、マジでそれぐらいの温度だった。おまけに風が強いときた。完全防備の真冬の格好を準備してきて本当に良かった。
(上)いきなり階段の登り(下)まだまだ先は長いぞ〜・・・ 所々紅葉している木もあって、紅葉狩り〜!
おニューのNikon F3をかばいながら慎重に降りてくる。 途中から二本ボソ方面を見ると、雲が湧き上がってきていました。

しかし人が多いこと、今までに平日にしかここには来た事が無かったので、あまりの人の多さにびっくり。遊歩道は人でいっぱい。それでも、山の上のほうは人が少なそうなので、ひとまず亀山側から登ることにした。
いつもながらここの登りはきつく感じる。でも途中途中で止まりながら撮影を進めて行く。でも、基本的な撮影の仕方はわかっているwestyさんなので、特に説明することは無い。
標高があがって行くにしたがって、どんどんと風当たりが強くなってくる。立ち止まって撮影していると一気に体温が下がっていくのがわかるぐらいだ。遠くのほうに見える山の上には雪が積もっていて白くなっている。
稜線を歩いて、とりあえず分岐点までやってきた。ここからもっと上の二本ボソのあたりまで行くか、分岐から下へ降りるかを選択することになったが、この寒さと昼飯を食べるのにお湯を沸かす為には下の広場まで降りた方がいいだろうと言うことで、そのまま降りることとなったのでした。
少し下に下りてくると、ススキもまだ穂がしっかりしてました。 あまりの寒さで、ノーマルのガスでは気化しにくくて火力が足りません。インスタントラーメンを強引にカップに入れて直に暖めているwestyさん。
昼食後、少しススキの迷路をウロウロして。 westyさんは超ローアングルがお好きなようで、寝転んで撮影。他人のふりをしてました(笑)。

しかし、やたらと目に付くのが、犬を連れて歩いている人の多いこと。アウトドアに犬を連れて出ることは特にかまわないと思うが、人が多く対向する人を待ったりしなければならないような場所で平気で犬を連れて歩くのはどうかと思う。僕自身犬を飼っているので、犬は好きだ。でも世の中には犬が嫌いな人もいると言うことをまったく頭の隅っこにも置いていない人種が増えたことは嘆かわしいと思う。「うちの子はかわいいし、いい子だから人ごみに行っても大丈夫」とすべての人が犬を受け入れてくれると勘違いしているようだ。
それと、ミニスカハイヒールで騒ぎながら登ってくるのや、風が強くコントロールが難しいのに頂上付近の狭い所でスポーツカイトをあげようとして、歩行者に凧をぶつけている学生風のやからなどなど。まるで無法地帯だ。

とっとと降りて行き、広場にあるテーブルでランチ。風はそれほどあたらないが止まっているとどんどん寒くなってくる。持ってきたダウンをアウターの中に着込んだり、フリースの帽子に変えたり、ネックウオーマーを付けたりしてなんとか暖かに。
僕は途中で買ってきた牛丼弁当だったが、westyさんはカップラーメンを作るためにお湯を沸かしている。しかし、待てど暮らせどお湯が沸かない・・・・。寒さで、寒冷地用でないガスカートリッジのガスがうまく気化しないので火力がどんどん落ちてきているからだ。待ちきれなくなって、すこ〜し湯気が出てきたところで、コーヒーとカップラーメンにお湯を注いだ。コーヒーをもらって熱さを確かめるためにそ〜っと飲んでみたが、まだ60℃ぐらいにしかなっていなかった。でも、すでにwestyさんはカップにお湯を注いでしまっていたので、そのまま我慢。しばらく待って無理やり硬いラーメンを食べ始めたのだけど、当然まだ麺は固い。仕方なく、空いたカップにラーメンを入れて、再びバーナーで直火で暖め始めてようやくまともなラーメンになったようだ。どうも、westyさんはとんこつラーメンには相性が悪いようだ。数年前、westyさん鯖さんと遊んだ時。昼飯にカルボナーラのパスタを浜辺で作っていた時の事だ。雲行きが怪しくなってきたと思ったら、いきなりの豪雨。
まあ、そのうち止むだろうと、ウエットスーツを着たままだったので、傘もささずに、そのままフライパンをドラゴンフライで暖め続け、そして食べていた。しかし雨は勢いを増し、頭からぼたぼたと水滴が落ちてくる。それでもドラゴンフライの火は消えず、加熱し続けながら食べていた。でも気が付くとフライパンの中にあるカルボナーラソースが、あろうことか雨で薄まってどんどん量を増してきて、まるでとんこつスープのようになっていたのだ(笑)。カルボナーラがとんこつラーメンに化けた・・・・・。
それ以来、外遊びの時に雨が降ると「とんこつスープの呪い」と僕らの間では言い伝えられているのだ。
場所を移して屏風岩

食後、ススキの原っぱをウロウロした後、人の多いこの場所から移動することにした。移動途中に名物の草もちを買って、屏風岩へと行くことに。
この時期なら、屏風岩なら人があまりいないだろうと思ったらやっぱりいませんでした。数えるほどしか人がおらず、少し日が傾きかけた公園内を写真を撮りながら散策。途中の見晴らしのいい場所で、さっき買ってきた草もちをほおばる。やわらかくて、ヨモギの香りがプンプン香る美味しいお餅でした。ご馳走様〜!
遠くにある、高い山の上は白く雪をかぶっていて、11月の頭とは思えないような光景。
園内の山桜にはあちこちにオオアカゲラが開けたと思われる巣穴が開いている。来年の春はまたオオアカゲラを見に行こうかな。
曽爾高原とは別世界の人の少なさ。 またまた寝転んで撮影。
日の暖かさを感じつつのんびりと散策。 自称、女優の女将さんが売る、美味しい草餅をベンチでいただきました。柔らかいし、ヨモギの香りがしっかりするお餅。
美味しいよ〜! 遠くの高い山の上には雪が乗っていました。寒いはずだわ。
帰る途中に、JR伊勢奥津駅の名物、給水塔を撮影。 もう伊勢奥津駅に電車が止まる事は無いのかな・・・・。

で、人がほとんどいなくなった屏風岩公園を後にして帰路に着いたのでした。帰り道、JR名松線の伊勢奥津駅にある昔の蒸気機関車時代の給水塔を撮影に。先日の台風18号で被害を受け、家城駅〜伊勢奥津駅間が不通になったままだ。JR側はこのまま復旧せずにその区間の廃線を先日発表したばかり。このままこの駅に車両が止まるのが見れないのだろうか?なんとか復旧して欲しいのだけど。
と言う事で、大して写真の説明をせずに終了した、ひだだのなんちゃって写真教室は終了したのでした。


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