小笠原旅行記

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東京見物 乗船当日 父島上陸 シーカヤック三昧 結婚式当日 小笠原との別れ
              

1日目 東京見物

 朝10:46津駅発の近鉄特急に乗りいよいよ今回の旅行が始まりました。とてつもなく重たい大きな荷物を持った二人は周りの人たちとは違って、どうしてもういてしまう。今回の旅行は新婚旅行と言う名目で僕がどうしても行きたかった小笠原に遊びに行くのが一番の目的だ。

 小笠原丸は朝10時に東京の竹芝桟橋を出航する。朝三重を出ていたのではとても余裕が無いので前日に東京入りして、田舎もん丸出しで色々と見物をしてきたのでした(笑)

 東京駅に13:30に到着、そこから山手線で品川方面行きに乗り換えて2駅目の新橋でゆりかもめに乗り換え、竹芝駅で下車。なにしろ久々の東京でしかもめちゃめちゃ重たい荷物をゴロゴロと引きずりながらの移動は正直しんどかった。
 なんとか今日の宿、ホテルインターコンチネンタル東京ベイに到着した。フロントで受付をすると部屋をワンランク上のデラックスベイビュー(レインボーブリッジの見える部屋)にしてくれたとのこと。部屋に案内されると目の前に東京ベイエリアが一望できる、サイコーのロケーション。しばし窓の景色に見とれていたのでした。荷物を部屋に置いて一休みした後東京見物へと出発した!

富士山も綺麗に見えてたし、幸先良いぞ! ホテルの部屋に案内してもらって、外を眺め
て見ると〜レインボーブリッジとフジテレビが!


 今回の旅行での東京見物のコンセプトは、「初物」!ホテルに行くまでにすでに一つ初物を体験した、ソレはゆりかもめに乗ったこと。特にどおってことのない電車のような乗り物で、愛知のリニモの方がずっと凄いと思った(笑)
 まあソレは良いとして、ホテルを出て初めに向かったのが、水上バス乗り場。ホテルのすぐ下にあって歩いて乗り場まで行けるのがよい。水上バスに乗り、予定していたとうり浅草まで隅田川をさかのぼった。バスの中では次々と現われる橋の説明をしてくれるのだが乗客の半分以上が、はとバスツアーで来ている異国の人。説明も英語、中国語、韓国語と多国籍で浅草の外国人の人気のほどがうかがえる。 

ホテルのすぐ下から出てる、水上バスに乗って
浅草へ〜。これは勝鬨橋。
そして浅草の朝日ビール本社ビルとモニュメント
の金のうんこ炎!

 浅草で水上バスを降りて、さてどうしようか?とキョロキョロしていると僕の目に留まったのが、人力車!今回の初物、第3弾でこれに乗って浅草周辺を見物してみることにしたのでした。物珍しさで乗ってみたものの、これがなかなかの乗り心地。目線も高くなり、俥夫のお兄さんのガイドも面白くて飽きることが無かった。しかし人通りの多い所ではまるでさらし者のようにみんなの視線を釘付けにしていたのでした(笑)。
 ぐるっと浅草の隠れた観光コースを1時間ほど周りながら、途中で何箇所か由緒のあるお寺や神社をお参りしてから雷門の前で終了!お土産に絵葉書やオリジナル手ぬぐいをもらって満足(^v^)乗せてもらった人力車は、全国規模のえびす屋というところのもので、人力車一台一台にも名前が付いていた。僕らの乗ったのは以前TVドラマで松阪慶子も乗ったことのある流星号だったのでした。
思いっきり、おのぼりさんしてみました。
初めて乗る人力車!乗り心地はかなり良いよ。
浅草を1時間ほど案内
してくれました。

屋形船の船着場。一度は屋形船に乗って
みたいな〜。
洒落の効いたのれん屋さんの店先ののれん!


 その後は、浅草寺をお参りに行って、ウロウロとお土産屋街を見てから、少し早めに水上バスの駅に着いたのでした。
 帰りは浅草からお台場を直通で結ぶ水上バス、「ヒミコ」に乗ることに。こちらの水上バスは、あの宇宙戦艦ヤマトや銀河鉄道999でおなじみの松本零士さんのプロデュースしたものです。実際にその形を見ると、ガラス窓が天井にもあり、まるで宇宙船のような雰囲気の船体で圧倒されます。
この水上バスを乗るには、曜日によっては予約が必要になることもあるらしく、乗船券の発売所では「ヒミコ乗船券、発売状況」とボードに張り出してあるほどでした。

雷門です〜! 大わらじ〜!
帰りはヒミコに乗りました!ホント宇宙船みたい ホテルからの夜景もなかなかのものでした。


 一旦お台場まで行って、ウロウロとウインドウショッピングをしたり、食事をしたりしてから、ゆりかもめに乗ってホテルのある竹芝に到着したのでした。




2日目 小笠原丸乗船

今日はいよいよ、小笠原に向けて出発の日だ!少し早起きして荷物をまとめ、朝食を済ませてから小笠原丸の停泊している竹芝桟橋のフェリーターミナルに行った。ホテルからフェリーターミナルは歩いて5分ほどの所。重たい荷物を持っていてもすぐに着くので大丈夫!
 受付で乗船手続きを済ませてから、すぐ近くのコンビニに買出しに行った。フェリーの中でもほとんどのものは揃うのだが、やはり割高なのでビールやつまみ、その日の昼の食事などは買ってきた。

 出航30分前から、船への登場が開始された。指定席、特等船室、一等船室などの人たちから乗り込んで行くことになる。僕らもほとんど一番初めに乗船!船室に案内されてびっくり\(◎o◎)/!その部屋は思っていたよりは狭かったものの、本当にホテルの一室と変わらない。船旅でこんな部屋に乗れるなんてもう絶対に無いことだろうな〜なんて思ったりしたのでした。

東京竹芝桟橋に停泊中のおがさわら丸です。総トン数6700t、全長131m、旅客定員1031人
です。現在、唯一定期的に父島との間を結ぶ交通手段です。25時間半の船旅の始まり〜!
今回は新婚旅行なので奮発しちゃいました(^^ゞ 特等のお部屋です。広さは四畳半ほどですが
テレビ、ビデオ、シャワー、トイレ、冷蔵庫がついていてホテルと一緒です。


 出航時間になった、船室の窓から桟橋の方を見ると見送りの人たちが手を振っている。昔ながらの紙テープでお別れは、ゴミの問題などから近年はほとんど無いらしい。

 出航してからしばらくの間は携帯もつながっているので、出航してすぐの様子をメールしたりしていたのだけど、東京湾を出て少しするとまったくつながらなくなってしまいました。さあ、ここからは10年ぶりの携帯の無い生活のはじまりはじまり〜。

 出航してすぐに、レインボーブリッジの下を通過。しばらくは色々なものが見えるので、デッキに上がって東京湾見物。羽田から飛び立つ飛行機や、いっぱい荷物を積んだ貨物船などを見ながらのんびりと過ごした。さらにもう少しして湾の出口近くに来ると、懐かしい房総半島が見えてきた。勝山ののこぎり山もしっかりと形が見えた。僕は大学4年間、千葉県で過ごしたので(千葉といっても名ばかりの外房の思いっきり田舎)帰郷の際に東京湾フェリーを利用した時など、この辺りの景色には見覚えがあるのだ。

出航して間もなくは色々と見るものが、めずら
しくデッキから眺めてました。
羽田もすぐ近くなので、飛行機もすぐ上を
飛んで行きます。
船内の装飾品も、南の島への思いを掻き立てて
くれるものばかりです。
左、マッコウクジラとマッコウ勝負をかけたら
しい(笑)。右、船内のTVには船が今現在ど
の辺にいるかがわかるようになってます。


 東京湾を出てからだんだんとうねりが高くなってきました。伊豆大島を過ぎる頃には、グアングアンと船体が大きく揺れてきて波しぶきがデッキにかかってきたのでした。
 じっとしていても面白くないので、船内探検に出かけることに。売店やシャワールーム、サロン、ゲームコーナーなどがあって退屈しのぎに皆思い思いの所で過ごしています。船内のTVでは映画も随時流れていたり、NHKのBSなども海のど真ん中にいても見れます。
 そして表の空気を吸おうと、デッキに出た瞬間凄い風に帽子を飛ばされそうになって、慌ててしまいました。ビュービューと凄い風と波しぶきが襲って来る中、あたらない所を探してうろうろとさまよったのだが、どこにいても風はあたるらしく諦めて船室へもどったのでした。

再びデッキに上がってみる。もの凄い風で
飛ばされそうになっているkazumin。
今回は多くのメディアの人たちと、共にNHK
の中継車も乗ってます。

3日目につづく

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